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シネイド・オコナーの死去から1年、死因が明らかに

  • 2024.7.29
Sinead O'Connor performs on stage at Pinkpop Festival, Netherlands, 23rd May 1988.

アイルランド出身の歌手で、活動家のシネイド・オコナーが56歳の若さで亡くなったのは2023年7月のこと。死去から1年たった先週、彼女の正式な死因が明らかになった。「アイリッシュ・インディペンデント」紙が入手した死亡証明書によると、慢性閉塞性肺疾患と気管支喘息の悪化に、軽度の下気道感染症が加わったことが原因だったとみられる。7月24日(以下、現地時間)、元夫ジョン・レイノルズがロンドンのランベスで彼女の死亡を正式に届け出たそうだ。

1980年代後半から90年代前半にかけて活躍したオコナーは、1988年のデビューアルバム『The Lion And The Cobra』がグラミー賞にノミネート、続く『I Do Not Want What I Haven’t Got』に収録されたプリンスのカバー曲「Nothing Compares 2 U」が世界的ヒットを記録した。レコード会社の重役から女性らしさを求められたことに反発し、短く刈り上げたバズカットは彼女のアイコンとなった。また1992年には、テレビ番組「サタデー・ナイト・ライブ」で、カトリック教会内で起こった児童に対する性的虐待事件に抗議し、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の写真を破り捨てたことでも知られる。

オコナーは2023年7月26日、ロンドンの自宅で「反応がない」状態で発見された。当時、検視裁判所のウェブサイトでは 「医学的な死因は明らかにされていない」と記載され、ロンドン警視庁の広報担当者も『ピープル』に対し「不審死として扱われていない」とコメントしていた。その後、ロンドンのサザーク検死裁判所が、自然死であったことを声明で発表していた。

Text: Tae Terai

Sinead O'Connor (Photo by Deborah Feingold/Corbis via Getty Images)
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