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<まさか依存症?>娘の部屋に【大量のスナック菓子】母「お小遣いで買える量じゃない」驚きの真相が!

  • 2024.7.29

今回登場するM実さんは、中学生の娘の部屋を掃除している時に、お菓子が大量に入ったレジ袋を発見しました。お小遣いで買って、勉強の合間につまんでいるのかな? と思っていたのですが……。中学生の娘とママが体験した、笑いと感動ありの素敵なエピソードを筆者の友人が教えてくれました。

画像: <まさか依存症?>娘の部屋に【大量のスナック菓子】母「お小遣いで買える量じゃない」驚きの真相が!

娘の体重やニキビも増え、お菓子の食べ過ぎを心配する母

娘の部屋からお菓子を見つけた2ヶ月後、M実さんはわが子が明らかに太ったのと顔中にニキビができているのが気がかりでした。

学校のストレスを解消するためにお菓子を食べているのかな? と心配になったM実さん。

娘に「学校で嫌なことでもあったの?」と聞いてみました。

すると「別にないけど、どうして?」と不思議そうな顔をするので、「お菓子がたくさんあったからね、なんか嫌なことでもあったのかなぁ〜って」と伝えると、娘は「あぁ! あれね、友達がくれるんだよ」と笑顔で教えてくれました。

「万引き? お菓子依存症?」一体どういうこと!?

M実さんも「なんだそうなんだ〜」とイジメなどの大きな問題を抱えているわけじゃないと知り一安心。

ですがその後も娘の部屋に入るたび、お菓子や菓子パンまで入った袋を見つけ「いやこれはお小遣いで買える量じゃない! もしかして万引き? お菓子依存症になった?」と不安が次々にわきました。

ある日、下校した娘のバッグがパンパンに膨らんでいるのを見て「ママにカバンの中身見せて!」とお願いし、開けてびっくり! 大量のスナック菓子が入っていました。

娘とおばあさんとの出会いが「大量お菓子」のきっかけ?

娘に「どういうことか、きちんと説明してくれる?」とたずねました。

すると「実はね〜、毎日同じバスに乗ってるおばあちゃんがくれるんだよね」と、M実さんが予想していなかった返事をしたのです。

娘曰く、通学バスでおばあさんと知り合いになり、おばあさんは自分と同い年の孫がいるが、都会に住んでいて何年も会っていないと言うのです。

ある日、おばあさんの誕生日にイラストを描いてプレゼントすると泣いて喜んでくれました。

おばあさんと娘の心温まる交流

次の日、おばあさんから「昨日のお礼に」とチョコレートのお菓子をもらいました。

普段、少ないお小遣いから好きなお菓子を買うのが楽しみだったので、娘は大喜び。

その姿を見たおばあさんは、毎週お菓子を渡してくれるようになったんです。

その後「学校でお腹空いたら食べなさい」と菓子パンやジュースまで渡してくれたのですが、さすがに1人では食べきれないので学校で友達に配っていました。

しかし先生に見つかり叱られて以降は、いただいたお菓子類は全て自宅に持ち帰るようになりました。

おばあさんへのお礼で3人でランチへ

M実さんは娘の話を聞いて、おばあさん宛にお礼の手紙を書きました。

その後、お礼もかねて近所の洋食屋さんで3人でランチを楽しみました。

M実さんが「娘がお菓子依存症になったかと心配しちゃいました〜」と穏やかに伝えると、おばあさんが「それはごめんなさいね。孫みたいにかわいくて、買い物に行くたびに娘ちゃんの顔が浮かんでね。ついつい買いすぎちゃった。これからは控えるわね」と笑顔でお話ししてくれました。

おばあさんのように子どもたちに優しい声をかけてくれたり、成長を見守ってくれたりする方達の存在は、子育て世帯にとってとてもありがたいですね。

そんな素敵な社会が、もっと広がっていくといいですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:広田あや子

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