1. トップ
  2. ファッション
  3. 日本の花嫁を知り尽くした国内ドレスデザイナーの魅力

日本の花嫁を知り尽くした国内ドレスデザイナーの魅力

  • 2024.7.29

こだわりのある花嫁に支持されるのが、ドメスティックドレスデザイナー。日本人女性の体型を熟知し、国内のウエディング・スタイルをも加味しながらデザインされるドレスの数々は、一生に一度の結婚式にふさわしく上質で洗練され、何年経っても色あせない魅力にあふれています。この特集では中でも特に人気の高いデザイナーを厳選して紹介。

YUMI KATSURA

25ans Wedding

YUMI KATSURA ●桂由美

1964年、日本初のブライダルファッションデザイナーとして活動開始。翌年、日本初のブライダル専門店をオープン。日本のブライダルファッションの第一人者として業界を牽引し、パリやNYなど世界各国30以上の都市でショーを行う。1993年に外務大臣表彰、2019年には文化庁長官表彰を受賞。2024年4月に他界。花嫁、ドレス、そしてブライダルファッション全体に対する大きな愛と絶え間ない情熱はブランドのスタッフ全員に受け継がれ、多くのドレスデザイナーが影響を受けています。

EMARIE

25ans Wedding

EMA RIE⚫︎エマ理永

武蔵野美術短期大学でテキスタイルを専攻後渡米、ウィリアム・レイニー・ハーパー・カレッジのファッションデザイン科にて修習。1988年に自身のブランドを設立し、アートマインドとサイエンスマインドを駆使するドレス作りに定評があり、サイエンティスト、数学者とのコラボレーションによるコレクションも多数。独特の美意識を感じさせるドレスデザインと、ひとりひとりを美しくするためのこまやかなフィッティングで、こだわりのある花嫁に人気です。

ORGANZA

25ans Wedding

HIROKO NEMOTO●根本央子

美術大学卒業後ファッションデザインの世界へ進み、ウエディング・ドレスにみせられて1998年に自身のアトリエをオープン。日本の女性を美しく見せる素材選び、シルエットやカッティングなど細部まで計算され尽くしたフォルムが特徴。デザイナーの審美眼により厳選された極上素材の美しさをドレスに昇華し、花嫁を高貴なオーラで包みます。王道の美しさと甘すぎないエレガンスを感じさせるドレスは普遍の魅力を備え、何年経って見ても色あせない花嫁姿を叶えてくれるのです。

A BY HATSUKO ENDO

25ans Wedding

AKIKO ENDO●遠藤晶子

ハツコ エンドウのプロデューサー&メイクアップアーティストとしても活躍。数多くのウエディングを担当してきた経験や海外での買付けで培った感性を活かし、オリジナルドレスブランドA by Hatsuko Endo(エー バイ ハツコ エンドウ)をプロデュース。多くの花嫁に幸せと感動を届けたいと願いを込め“花嫁の夢を叶えるドレス”づくりを大切にしているそう。素材やシルエット、ディテールにこだわりぬいて作り上げた世界観は高感度な花嫁の心をとらえています。

KIYOKO HATA

25ans Wedding

KIYOKO HATA⚫︎キヨコ ハタ

20代で東京コレクションブランドのチーフデザイナーとして活躍し、モード誌を中心に海外でも活動。2002年よりウエディング・ドレスのデザインをスタートし、こだわりのある多くの花嫁の支持を得て一躍人気ブランドに。“360度恋するドレス”をコンセプトに生み出される作品は、トレンドを取り入れつつも洗練されたディテールから生まれる、品格のある華やかさをまとっています。

LES FEES COUTURE

25ans Wedding

HITOMI MATSUMURA⚫︎松村 ひとみ

長年にわたって美容事業、ファッション事業、ブライダル事業に従事し、海外で展示会やファッションショーなどを開催するなどワールドワイドに活躍。2004年、代官山に自身のアトリエであるLes Fees Couture(レフェ クチュール)をオープン。ドレスだけでなく、京友禅のお引きずりを制作するなど独自の感性でクリエイティブな活動を展開。デザインやシルエット、素材への細部までのこだわりとアートなセンスをドレスに反映させ、多くの花嫁から人気を集めています。

GINZA COUTURE NAOCO

25ans Wedding

NAOCO MIZUTANI⚫︎水谷直子

桑沢デザイン研究所卒。その後アパレルデザイナーとして数々のブランドを立ち上げてきた経験から、結婚式を「いちばん素敵なおしゃれをする日」と定義し、トレンドを感じさせるドレスを提案。服飾デザインの経験や持ち前の感性をベースに、ヴィンテージ感や繊細さを加えたドレスは発表以来多くの花嫁から愛されてきました。またシンプルさをデザインの軸としており、個性をいかしたコーディネートができると好評です。

TOUS LES DEUX

25ans Wedding

SACHIKO FUKUI⚫︎福井祥子

ヨーロッパでドレスデザインを学び、1992年からドレスの製作をスタート、1997年に自身のアトリエTous Les Deux(トゥー・レ・ドゥー)をオープン。デザインはもちろん、生地には並々ならぬこだわりをもっており、多忙ななかパリ、NY、ミラノなどへ赴いて納得できるものを追求。オートクチュールならではのフィット感、それぞれの個性に合わせたこまやかなアレンジで“花嫁が本当に着たい”と思えるドレスづくりを続けています。

ITUWA

25ans Wedding

YUICHI UNO●宇野雄一

前職にてドレスのエグゼクティブデザイナー兼、クリエイティブディレクターとしてバイイングをはじめ、同社のブランディング、コンセプト立案や空間プロデュースなど幅広い業務を経験。その後2015年独立し、 ブライダルを中心にホテルやゲストハウスのコンセプト立案からコーディネート、 撮影などクリエーターとして活躍。2019年に自身のドレスブランド、ituwa(イツワ)をスタートし、2024年にはNYプラザホテルにてコレクションも発表しました。

JUNO/AUTHENTIQUE

25ans Wedding

TAKAYUKI MIYAZAWA⚫︎宮沢崇介

21歳からイタリア、ミラノへファッション留学。卒業後はイタリアに留まり、ニール・バレットで立体裁断の手法でのディテールやフォルムを研究。帰国後はアンテプリマジャパンのレディースデザイナーとして、ミラノコレクションにも参加。ラグジュアリーブランドでのデザイン経験を生かし、そのエッセンスを加えたデザインのドレスは花嫁のおしゃれ心をくすぐるものばかりです。

DRESSMORE

25ans Wedding

CHIKA MURANO●ムラノチカ

インポートドレスの買い付け・オリジナル衣装の製作・ブランディング構築・ショップの立ち上げなどを経験後、2017年にDRESSMORE(ドレスモア)の設立とともにディレクターに就任。世界中のドレスブランドからダイレクトに買い付けを行い、感度の高い花嫁から支持される存在に。ブランドオリジナルのドレスのみならず、他ショップのドレスデザインも手がけるなど幅広く活躍中。生地へのこだわりやシルエットの美しさを常に追求して製作しています。男性にもお洒落を楽しんでほしいという思いから手がけているメンズ衣装も好評。

MIRROR MIRROR

25ans Wedding

SAYAKA KOBA⚫︎古場彩香

レストラン・ウエディングでの勤務を経てドレスの道へ。インポートドレスのバイイングなどの経験を積みながら、現在はMIRROR MIRROR(ミラー ミラー)オリジナルドレス製作の担当として活躍。トレンドを意識しながら上質な素材で作り上げるドレスは、花嫁の“こんなドレスがあったらいいのに”を形にしてくれると好評を得ています。

※この記事は2024年7月29日時点のものです。

元記事で読む
の記事をもっとみる