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韓国愛を語りつくす【恋するマキ食堂】 駒村多恵さんとナム・ジュヒョクについて語る!

  • 2024.7.29

夜な夜な韓国愛を持つものの前に現れるという居酒屋『マキ食堂』の扉。
中では女主人のワタナベマキさんが韓国料理を作っていて……!?
ワタナベさんがゲストと一緒に韓国への“ときめき”に酔いしれる連載!

第4回のゲストは笑顔が最高にキュートなフリーアナウンサー・駒村多恵さん。
ドラマを何度も観つつ、ビハインド動画もチェックしている駒村多恵さんだからこその深いお話をお聞きします。

ゲスト
駒村多恵さん
アイドル歌手として活躍後、大学の短期留学プログラムで渡米。帰国後、キャスターとして報道・情報番組を中心に活躍。現在はNHK『あさイチ』のサブキャスターを担当。介護福祉士、介護食士などの資格を持つ。

かつて「現実彼氏」と呼ばれたナム・ジュヒョクとは?

モデルとして活躍後、俳優としてデビュー。
『恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~』では自然体の演技から「現実彼氏」と呼ばれるように。
繊細で寂しげな青年から、影のあるダークヒーローまでこなす演技力が人気。

Netflixシリーズ『二十五、二十一』独占配信中

1998年を舞台に、IMF危機によって希望を失いつつあった若者たちが、互いに影響し合いながら成長し、再び夢を追って人生を立て直していく様を描く。

コメディシーンの繊細な演技がたまらなくいいんです!

ワタナベさん(以下W):今回は、お会いするたびに韓国ドラマの話で盛り上がる駒村さんをお招きしました。いらっしゃいませー!

駒村さん(以下K):こんな楽しい企画に呼んでいただけて、ありがとうございます。

W:さっそくですが、駒村さんの推しはナム・ジュヒョクですよね。きっかけは?

K:最初に観たのは『スタートアップ』で、次に『二十五、二十一』を観て演技力に魅了されて。ただのイケメンじゃないんですよ!

W:なるほど、演技力があってこそ好きになる! どういうところに惹かれたんですか?

K:このドラマは青春物語でありつつ、恋愛や友情、家族愛の話もあれば、テレビ業界からアジア通貨危機まで描いている作品で。

W:うんうん、わかります。1998年を中心にしつつ、現代と行き来する構成で進んでいくから、そういう時代背景も勉強になります。

K:そのなかでのコメディシーンでの彼の演技がとてもよくって! セリフの絶妙な間やちょっとした表情の変化、コミカルな動き、全部うまいんです!

W:なるほどー。駒村さんってビハインド(メイキング)動画もよくご覧になってますよね。そこからも?

K:そうなんです! ビハインドを観ると、彼自身がお茶目な人だとわかって、だからこそコメディがうまいんだなーって。もちろん憂いをたたえた表情なども秀逸なのですが。

W:特に印象的なシーンはどこですか?

K:どれにします? いくらでもあげられる(笑)

W:さすが(笑)。このトッポギを食べながらどうぞ。ドラマの主要人物のひとり、コ・ユリムちゃんのお家が軽食屋さんなんですよね。そこで出していたメニューです。

K:いただきます! もちもちしてておいしい! ドラマの気分を味わえますね、嬉しいなぁ。では、まず、コメディブロックだと9話で、キム・テリちゃん演じるナ・ヒドのお母さんが、ジュヒョク演じるペク・イジンの先輩だとわかるところ。社会生活と私生活の板挟みになるジュヒョクの演技は必見です。さらに、コメディからしんみりしたシーンに切り替わるところも絶妙な表情なんです。あと、コメディではないですが、名シーンなのが13話の最後。ペク・イジンとナ・ヒドの距離が縮まるラブシーン、最高ですよね!

W:わー! あのシーンは本当にすばらしかったです。二人の表情がたまらなかった!

演技派女優キム・テリに「ナム・ジュヒョクの“愛が溢れる眼差し”のおかげで主人公を愛しく演じることができた」といわしめるほどの演技力、ぜひ体感を!

K:シーンの切り取り方も画角もいいし、アングルもこっちから撮るのか! と思うし、このドラマはロケハンの天才。現代と過去を行き来するタイミングもいいし、背中を押してくれるセリフばかりでメモする手が止まらなかったし。OST(※オリジナル・サウンドトラックのこと)の入り方もすごく考えられていて。ああ、一つひとつ説明したい!

W:もう止まらない感じが楽しい〜! 製作者側の目線なのが新鮮です。いっそのこと、1話から一緒に見直して教えてください(笑)。

K:ぜひ、そうしましょう(笑)。

ワタナベさんの愛しの一皿 「酸いも甘いも一緒に…青春の味のトッポギ」

トッポギとロゼトッポギの作り方(作りやすい分量)

1. オムク(平天、さつま揚げなどでもOK・120g)は2cm幅に切る。長ねぎ(1/3本)は斜め薄切りにする。

2. フライパンに1、トッポギ(300g)、水(2カップ)、酒(大さじ1)を入れ、中火にかける。煮立ったらふたをし、弱めの中火にして5分煮る。

3. 中火に戻し、コチュジャン(40g)、粗挽き赤唐辛子(小さじ2)、にんにく(すりおろし1/2片分)、オリゴ糖(大さじ2~3)、しょうゆ(大さじ1/2)を合わせ、茹で卵を加えて時々混ぜながら煮汁がとろりとするまで煮る。

ロゼトッポギはオムクをソーセージ(4本)、長ねぎを玉ねぎ(1/4個)に替え同様につくり、3の茹で卵の代わりに生クリーム(1/2カップ)を加え完成!

駒村さんからのお土産! kisoondoのいちごコチュジャン

韓国料理に欠かせない調味料、コチュジャン。
駒村さんのおすすめは全羅南道潭陽の名人キスンドさんが手がけるもの。
「いちごペーストが入っているせいか、辛さがマイルドで美味!」

MAKI WATANABE
料理家。グラフィックデザイナーを経て現職に。雑誌や書籍、テレビなど幅広く活躍中。近著は『日本の一年、節目の一皿』(小学館)。
https://maki-watanabe.com/

撮影/砂原 文 スタイリング/福田麻琴 ヘアメイク/伴まどか 文/晴山香織

※大人のおしゃれ手帖2024年5月号から抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

大人のおしゃれ手帖編集部

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