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デリの人気おかず「ラぺ」とは? マリネとの違いも解説!ズッキーニラペやラペに合う献立も登場

  • 2024.7.29

さっぱりした味わいと鮮やかな色が魅力の「ラぺ」。どのような特徴があるのか詳しく知っていますか?

この記事では、ラぺの特徴を中心にマリネとの違いも解説。

定番のキャロットラペをはじめ、おすすめのラペレシピやラぺに合う献立もご紹介します。

■ラペとは?

「ラペ」はフランス語の「râpées(ラぺ)」が由来。おろしがねやスライサーなどですりおろすことや粗い粉末にする、という意味です。あまり日本ではなじみがないものの、料理用語では「果物の皮をラぺする」のように使います。野菜や肉、魚などを酢やレモン汁に浸けて味をしみ込ませるのが特徴。

なお、日本でよく食べられている「キャロットラペ」は正式な料理名ではありません。「千切り」を意味するフランス語「julienne(ジュリエンヌ)」から「ジュリエンヌサラダ」が正しい名称です。

■マリネとの違い

大きな違いは、ラぺが生の食材を酢やレモン汁に浸けるのに対して、マリネは加熱済の食材を使うことが多いこと。また、マリネは酢やレモン汁以外にもオイルやハーブなどで風味をプラスする点もラぺと異なります。

なお、マリネは加熱済の食材を使うため、ラぺにくらべて日持ちするのも特徴です。

■ラぺといえばこれ! <キャロットラペ>レシピ5選

・本格キャロットラペ 野菜ひとつで簡単

酢・オリーブ油・砂糖・塩で味付けするオーソドックスなキャロットラぺです。調味料をあらかじめ混ぜておき、軽く茹でたニンジンを和えます。オリーブ油がしっかりなじむよう、泡だて器で丁寧に混ぜておきましょう。冷蔵庫で約1週間ほど日持ちするので、常備菜にもおすすめです。

・甘酒キャロットラペ

砂糖の代わりに甘酒とハチミツを使うと、自然のやさしい甘さのキャロットラぺに。甘酒の栄養が手軽に摂れるのもポイントです。ニンジンは茹でずに塩もみし、水気を絞ってから和えましょう。

・ナッツ入りキャロットラペ

キャロットラぺにミックスナッツを加えると食感がプラスされますよ。ナッツの風味と相まって、箸が止まらないおいしさ。レーズンを入れるアレンジも◎。レモンの爽やかな香りはワインのおつまみにも最適です。

・パクチー入りキャロットラペ

フランスが発祥のキャロットラぺをパクチーでエスニック風にアレンジします。パクチーの香りとニンジンの風味がよく合い、ワインはもちろんビールのおつまみにもぴったり。全体に味がなじむまで、作ってから少し置いてからいただきましょう。

・キウイ入りキャロットラペ

甘みの強いゴールデンキウイを加えたキャロットラぺは、ひと味違うおいしさを堪能できます。ニンジンは細切りにしたら塩もみすると独特のにおいが気にならず、子どもも食べやすいですよ。

■おしゃれ! <ズッキーニラペ>レシピ1選

・ズッキーニのラペ

ズッキーニを生のまま使う、簡単ラぺです。リボン状にスライスするため、おしゃれな見た目に仕上がりに。レモン汁や砂糖などにみじん切りにしたピーナッツを加えるのが味の決め手。あっさりとしたズッキーニにコクがプラスされて絶品です。

■野菜たっぷり<サラダラペ>レシピ1選

・菊芋と水菜のユズ風味ラぺサラダ

生の菊芋と水菜を使ったユニークなラぺはいかがでしょうか? シャキッとした食感とハチミツ入りの甘いドレッシングが相まって、驚くほど美味。ドレッシングが野菜全体にからむよう、30分ほど冷やしてから召し上がれ。

■さっぱり味のラぺに合う<献立>レシピ5選

・鶏とゴボウのハンバーグ

さっぱりしたラぺには、しっかり味の主菜が合いますよ。こちらは鶏ひき肉を使ったハンバーグ。肉ダネにウスターソースを加えるため、コクと風味が豊かに仕上がります。ささがきにしたゴボウの食感と香りも抜群のおいしさです。

・濃厚カボチャのスープ

ラぺはシャキシャキした食感の野菜を使うことが多いため、クリーミーなスープに合わせるのがおすすめ。カボチャや玉ネギの甘みとラぺの酸味が好相性。ラぺをパンにはさんでサンドイッチにしてスープを添えれば、簡単ランチの出来上がりです。

・キノコのフォカッチャ

もっちりとしたフォカッチャとラぺの食感のコントラストが絶妙です。オリーブ油の香りはラぺと相性が良いので、献立にプラスしてみては? フライや揚げ物などの主菜とフォカッチャ、ラぺでおしゃれなカフェプレートにするのも良いですね。

・濃厚デミグラスソースがけポークソテー

旨みたっぷりの豚肉に濃厚なソースをかけたポークソテー。箸休めにさっぱりしたキャロットラぺがあると喜ばれますよ。茹でたブロッコリーやマッシュポテトなどと一緒につけ合わせとして盛り付けると◎。

・シーフードフライ

ラぺの酸味と磯の香り豊かなシーフードのコンビは間違いなしのおいしさ。油を使った料理に酸っぱい副菜があると、メリハリのある献立になりますよ。キャロットラぺはもちろん、ズッキーニのラぺともよく合います。

■爽やかなラぺを献立に取り入れてみて!

日本でよく食べられているラぺは、野菜が中心。切って酢やレモン汁などと和えるだけで簡単に作れるのが良いですね。定番のキャロットラぺは、ニンジンを生のままでも茹でてもOK。酸味が効いているため、揚げ物や濃いめの味付けの献立と好相性ですよ。

(ともみ)

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