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「そんな状態で子育てできる?」と問われ…|産後、救急外来に駆け込んだ話

  • 2024.7.29

このお話は、著者・まろ(@maromrt)さんが産後に、原因不明の歯の痛みに襲われた体験談が描かれています。まろさんは0歳の娘・メメちゃんの育児に奮闘していますが、ある日突然、激しい歯の痛みに襲われます。痛み止めも効かず、救急外来へ駆け込みます。点滴を打たれ、1週間ぶりに眠ることができました。ですが治療に専念するには、「断乳して」と医師に告げられて…。『産後、救急外来に駆け込んだ話』第41話をごらんください。

まろさんは治療に専念するため、強い薬を飲み続けなければいけません。ですがそれと同時に、授乳は断念しなければいけません。ツラい選択ですが、まろさんの健康と日常生活を取り戻すことが今は最優先です。

そして実家に戻ると、メメちゃんは眠っていました。見てくれる大人がいるというのは、ホッとしますね。次は、「これからのこと」を話し合わなければいけません。実母が切り出した内容とは…。

親が育児の責任に飲み込まれないために

まろさんが初めての育児に奮闘していた産後5か月のころ、突然、激しい歯の痛みに襲われます。ところが、歯医者に行っても虫歯等ではなく、ストレスで痛みが引き起こされているのではと判断されました。

このことをきっかけに、自分自身を見つめ直したまろさん。たしかに生後間もない娘の育児に悩んでいましたが、育児そのものが大きな負担だとは思えませんでした。大きな要因は、まろさん自身の考え方にあったのです。どうやら、育児に対して過度な責任を感じていたようです。

まろさんは当時の自分を振り返り、もしも未来の自分から声をかけられるなら「大丈夫」よりも「ありがとう」と言われた方がうれしいといいます。まろさんのように周囲のサポートを受けられる状況にあっても、自分を追い込みがちな方はいるかもしれません。そんな心を軽くするには、周囲の人がその頑張りを認めるとともに、頑張っている親本人も「今日もわたしはがんばった」と自分をほめることができるといいかもしれませんね。

産後の親の心境について、共感と学びを得られる作品です。

著者:ももこ

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