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一度の不倫が夫にバレていました… 地獄の空気を味わった「夏休みの職場不倫」

  • 2024.7.28

小学生の息子が夏休みで祖父母宅に泊まりに行っている間、パート先の社員と一度限りの不倫をした晴美さん(仮名)。夫には絶対にバレていない自信があったそうですが、あるとき夫が晴美さんの不倫を疑い始めます。軽い気持ちで不倫に足を踏み入れた40代女性の地獄のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがお届けします。

本人が思うほど状況は甘くなかった

「憧れの社員であった菅野さんとホテルに行った日のことを、久しぶりに羽を伸ばした良い思い出になった、と思っていたら、パート先で自分たちの密会のウワサが流れていることを知りました。以前から下品な噂話が多い職場で、いつもいろんな人が話題にのぼっては早々に話題が変わっていくような環境ではありましたが、今回ばかりは自分が当事者なので焦りましたね」

慌てた晴美さんが、菅野さんに相談するも「みんなそのうち忘れるよ」と呑気に言われて終わったそうです。しかしなかなか噂が消えることはなく「パートを変えたほうがいいかもしれない」と思い始めた頃、ちょうど夫が夏季休暇に入り、二人で祖父母宅へ向かうことに…。

夫から単刀直入に「不倫してるの?」と尋ねられ…

「子どもが泊まっている祖父母宅に向かっているとき、夫が車を運転しながら、いきなり『不倫してるの?』って聞いてきました。なぜか私の噂が夫の耳に入っていたんです。おそらく、私はパート仲間のご近所さんが密告したのではないかと思いますが、実際のところはわかりません。あまりにも不意打ちで聞かれたので、私は咄嗟に否定できず、車内は地獄のような空気になってしまって…」

結局その話は深掘りされることもなく、現在に至るとのこと。「とりあえず息子には知られないように」「今度ちゃんと話し合おう」と淡々と夫に言われてからそのまま時間が経っているそうです。

「だけど夫はずっとよそよそしくて、私からも話を切り出せない状態が続いています。ひょっとすると、夫は離婚の準備を進めているのかもしれないって思うと、一度のあやまちを心の底から後悔しています。なんであんな安易に不倫なんてしてしまったのか…。深く考えずに調子に乗っていた自分を、ものすごく恥じています」

本人がどんなに反省をしても、裏切りの事実は変わりません。大切なものを失いたくないのであれば、軽い気持ちで不倫をするなんてもってのほか。「バレないから大丈夫だろう」という過信もとても危険です。夏は解放的な気持ちになる人が増えますが、既婚者である立場を忘れてしまえば、あとから大きな代償を払うことになってもしょうがないでしょう。
©yamasan/Adobe Stock ©PBXStudio/Adobe Stock

文・並木まき

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