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子どもが不在の間に、ひと夏の不倫を楽しんでいました… 40代主婦が堕ちた「職場不倫の告白」【前編】

  • 2024.7.28

ほんの一瞬の出来心のせいで、大事なものを失ってしまうこともあります。軽い気持ちで「ひと夏の思い出」を楽しもうとした40代主婦の大きな過ちにまつわるエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがお届けします。

子どもが長期で不在! 久しぶりに羽を伸ばす夏休み

晴美さん(仮名)は、夫と小学生の息子と暮らす40代女性。共働き家庭のため、子どもを旅行に連れて行けないと悩んでいた矢先、夏休みに入ってすぐに、子どもが一人で祖父母の家へ長期間泊まりに行くことに決まったそう。晴美さんはパートがあるため、夫の夏季休暇と合わせて祖父母宅へ行く予定にしていました。

「息子が泊まりにいったことで一時的に子育てから解放され、久しぶりに夏をのびのびと過ごしていました。だから、いつもは断っているパート先での飲み会にも参加することにしたんです。夫はどうせ仕事で帰りが遅いし、その夏は私も独身のような楽しい夏を満喫しようって決めていました」

参加した飲み会では、以前から憧れていた社員の男性・菅野さん(仮名)と仲良くなり、連絡先を交換したとのこと。そして、菅野さんから誘われて、晴美さんは二人で飲みいく約束をしてしまったのです。

お酒の勢いもあり一夜の過ちを…

「菅野さんと二人きりで飲みに行くのをとても楽しみにしていた私は、入念な計画を練りました。夫が夜勤のタイミングを見計らって飲みに行き、異性と二人きりで会っていたことが夫には絶対にバレないように気をつけましたね。そして、お酒の勢いで気が大きくなったのか、帰りにはホテルへ行ってしまいました」

菅野さんとホテル行ったあと、お酒も冷めてきてふと我にかえった晴美さんは、一瞬後悔をしたそう。しかし「夏休みが終われば、またいつもの子育ての日々。そうなったら密会などできる環境ではないし、一度きりの思い出づくりとして割り切ろう」と開き直ったそうです。
その後しばらくは、パート先でもいつもと変わらない平穏な生活が続き、晴美さんは「あの不倫は、絶対に誰にもバレていない」と心底安心をしていたと振り返ります。

子どもが長期で不在になることで、気が大きくなってしまい、まるで独身時代のように自由な生活を謳歌しようとしてしまう女性もいるようです。しかし本人がどんなに割り切ったとしても、不倫は不倫。「ひと夏だけ」や「一度だけ」の遊びのつもりでも、後から取り返しのつかない事態を招くリスクと隣り合わせなのは、間違いないでしょう。
©polkadot/Adobe Stock ©west_photo/Adobe Stock

文・並木まき

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