アリシア・ヴィキャンデル、マイケル・ファスベンダーとの第2子を出産していた

アリシア・ヴィキャンデルが、夫で俳優のマイケル・ファスベンダーとの間に第2子を出産していたことを明かした。映画『光をくれた人』（2016）での共演をきっかけに交際をスタートし、2017年に結婚した2人には、2021年に第1子となる男の子が誕生している。普段はプライベートについて明かさないアリシアだが、ナ・ホンジン監督の新作映画『Hope（原題）』でマイケルと夫婦共演し、UK版『エル』のインタビューで明かした。「女性はそれぞれ異なる経験をしているけれど、二度目だった今回の出産は前より大変でした。でもトレーニングのおかげで、少し楽になったような気がします」

『光をくれた人』で、立て続けに流産と死産に見舞われる役どころを演じたアリシアは2022年の「サンデー・タイムズ」紙のインタビューで、コロナ禍に流産を経験し、非常に辛い思いをしたと語っている。「今、私たちには子どもがいますが、時間がかかりました。流産は極度のストレスと痛みを伴うもので、あの作品の撮影を思い起こしました」

『Hope（原題）』で共演したテイラー・ラッセルによると、アリシアは出産後まもなく撮影に参加していたようだ。「すごく強烈な経験」をした後の彼女の姿に「感銘を受けた」とテイラーは語っている。アリシアは言葉少なに出産への想いを語る。「妊娠中の9カ月間はまるでマラソンのようなので、強い気持ちで臨めば助けになります。身体的にも大変なので、経験した女性たちのことを心から尊敬しています。私は自分で経験する前に映画の中で4度出産しました。俳優として演技をするのが仕事ですが、出産シーンを演じるたびに撮影現場にいる女性たちに対し、心苦しい思いでした。自分が詐欺師であるように感じました」

Text: Tae Terai