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パリ五輪のイスラエル代表主将、敗戦に号泣…サッカー場砲撃事件を試合直前に知らされる

  • 2024.7.28
パリ五輪のイスラエル代表主将、敗戦に号泣…サッカー場砲撃事件を試合直前に知らされる
パリ五輪のイスラエル代表主将、敗戦に号泣…サッカー場砲撃事件を試合直前に知らされる

Text by 井上大輔(編集部)

U-23日本代表は、パリ五輪のグループステージ突破を決めた。

最終節で対戦するイスラエルは、ここまで1分1敗。マリとは1-1で引き分けたが、27日に行われたパラグアイ戦には2-4で敗れた。後半アディショナルタイムに2失点する無念の展開だった。

『One』によれば、キャプテンであるオムリ・ガンデルマンは敗戦後に泣き崩れていたという。そのため、試合後の選手インタビューも禁止されたとのこと。

ガイ・ルゾン監督は「頭を上げろ。すべては最後の試合にかかっている。日本に勝てば突破できる」と選手たちに語りかけたそう。また、指揮官は「いいプレーをしても、このように負ける試合もあるのでつらい。我々は負けるに値しなかった、少なくとも引き分けで終わるべきだった」とも述べていたそう。

27日にはイスラエルが占領するゴラン高原にあるサッカー場が砲撃され、10歳から20歳までの若者12人が死亡する事件が起きた(イスラエルはヒズボラの攻撃によるものとしているが、ヒズボラ側はそれを否定)。

イスラエルの五輪代表選手たちは試合直前にこの事件について聞かされていたという。ガンデルマンが感情的になっていたのはそういった理由もあったのかもしれない。

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