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メダリストが作る本格フレンチ『ますや旅館Auberge』@愛媛/今治

  • 2024.7.28

こんにちは、Nの人ことNatuorhythmです。

先日お伺いした、フレンチレストランでのランチが、とっても美味しくて…! いたく、感動した私です。

これまで、それなりに「美味しいモノをたくさん食べてきた!」と思っていましたが… まだ、私の知らない味わいや、美味しさがあることに気付かされました!

今回は、本当は教えたくない! 私の絶賛する、今治のフレンチレストランをご紹介します!

ますや旅館 Auberge(オーベルジュ)

出典:リビングえひめWeb

ますや旅館 Aubergeは、愛媛県今治市大西町にあるフレンチレストランのお店です。 国道196号沿いの『民宿』と『仕出し料理専門店』の建物内にあります。

世界を舞台に活躍したシェフの作るフレンチコース

出典:リビングえひめWeb

オーナーシェフの神原さんは、2016年にドイツで開催された『第24回世界料理オリンピック』で、日本代表として出場し、個人部門で銅メダルを獲得した経歴を持つ、凄腕シェフ!

2008年から地元・今治大西町で、フレンチレストランを開業しました。

ランチとディナーは、1日各4組限定

出典:リビングえひめWeb

ランチとディナーは、前日までの完全予約制です。

「お迎えするお客さまを想いながら、前日からしっかりと料理を仕込んでいます。そのため、お席が空いていたとしても、当日のご予約はNGなのです」と、オーナーシェフの神原さん。

お席はドアで仕切られた完全個室。 1日・4組限定(各部屋・最大4名まで)、予約は2名からOKです。

セレブランチ

出典:リビングえひめWeb

ランチは基本、和洋折衷のコース『おまかせランチ』とフレンチコースの『セレブランチ』を選ぶことができます。 (ディナーメニューを選択することも可能。)

私はフレンチコースを堪能すべく、セレブランチを選びました。 お好みで、ワインなどのお酒と合わせることも可能!

Amuse(お楽しみ)、Amuse2(お楽しみ2)、Potage(スープ)、Poisson(魚料理)、Viande(肉料理)、ご飯もの、Dessert(デザート)、Cafe(ドリンク)のセットです。

出典:リビングえひめWeb

Amuseは、冷たいお皿の上に、冷製のお品が盛られていました。

・人参のムース・クスクス添え…柑橘のジュレ ・魚介のキッシュ…カルダモン風味 ・豚肉のテリーヌ・竹炭風味…自家製ママレード添え

どれも、私にとって初めての味わい!

私は特に、ニンジンのムース・クスクス添えが気に入りました。 口の中でシュワっと溶ける感覚が癖になりそうです。

出典:リビングえひめWeb

お次に運ばれてきたのは、Amuse2。 こちらは先ほどは違い、温かい器での提供です。

この時のシェフのお任せAmuseは、茶碗蒸しのような一品。

貝をふんだんに使ったお料理とのことで、上にはアサリがちょこん。 いろいろな貝でとったフラン(出汁)が使われているそうです。

アサリの出汁がとっても濃厚で、私がとても気に入った一品です。 この出汁だけスープにして、ずっと味わっていたい程でした。

出典:リビングえひめWeb

この時のPotageは、ますや旅館オーベルジュのリピーターさんに特に人気が高い『新玉葱のポタージュ』。

地元・大西産の新玉葱を低温でコトコト煮込んで、生クリームとコショウで仕上げたシンプルな一品です。

低温ローストのおかげで、玉葱のうま味がたっぷりと濃縮されていました。 リピーターが続出するのも納得です。

出典:リビングえひめWeb

この時のPoissonは、北海道産のカスベ(エイ)と黒鯛。

カスベとは、年に2回ほどしか出回らない『希少なエイ』です。 白身が上質で臭みも無く、リピート率の高いお料理だそう。

軟骨のコリコリとした食感が、癖になりました。 香味野菜の中で炊かれ、優しく火が通った逸品!

黒鯛は、自家製のドレッシングに一晩漬けこみ、鯛の骨でとった出汁や白ワインのソースが掛かっていて、こちらも絶品でした。

出典:リビングえひめWeb

この日のViandeは、鶏肉と豚肉。 65℃の低温調理で、2時間かけてゆっくり火を通しているそうですよ。

豚肉は特に、口の中でホロっと崩れました。 デミグラスソースとフォンドボーで、濃厚な味わいに。

出典:リビングえひめWeb

この日は、梅香る冷製そばをチョイス。 冷たい器に、冷たい梅風味の蕎麦がチュルンと喉に吸い込まれていきます。

ごはんものは、蕎麦の他にパンを選ぶこともできました。

出典:リビングえひめWeb

この日のDessertは、黒コショウのプリン、パフェ仕立てを、本日のアイスと共に。

「プリンに黒コショウ?」と思いながら食べてみたところ、プリンの甘さを引き立たせていて、相性はバッチリ! パフェ仕立ても、フルーツたっぷりでした。

口の中で溶けてしまうのがもったいなく感じながら、コーヒーと一緒に味わわせてもらいましたよ。

抜群のホスピタリティ!ますや旅館オーベルジュ

出典:リビングえひめWeb

このお肉料理のお皿、先ほどご紹介した写真と何が違うか、分かりますか?

実は、このお皿だけ、一口サイズにカットされています。 身体が不自由な私の家族のために、見栄えが悪くならない程度に、食べやすくカットしてくれたのです。

冒頭で神原シェフがお話されていた「お客さまをお迎えしたくて」の心を強く感じ、そういった点にも感動しました。

出典:リビングえひめWeb

「ここでは皆さんに、時を忘れて寛いでいただきたいので、時計は置いていません。時間の経過を連想させてしまう、音楽すらも省いています。テーブルを共にする大事な方と、美味しいお料理と共に、今この時を楽しんでいただけますと幸いです」と、オーナーシェフの神原さん。

味はもちろん、おもてなしの心もピカイチ! 私が自信をもってオススメできる、とっても素敵なお店です。 ぜひ、大切な方と一緒に行ってみてくださいね!

出典:リビングえひめWeb
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