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心を込めて贈った出産祝い「手作りなんてダサ!」SNSに晒した義妹が炎上

  • 2024.7.28

結婚を機に義両親と同居している私。義実家には義姉や義妹が頻繁に遊びにきます。 義妹のナオミさんは、自分が一番のワガママな末っ子。私が出した食事にケチをつけることも多々あります。エリートサラリーマンと結婚してセレブ生活を送るナオミさんには、わが家の貧相な食事は口に合わないのだそうです。義妹との付き合い方に悩んでいたあるとき、私の心がえぐれるほど悲しい出来事が起こりました。

厄介な義妹

ナオミさんが遊びに来るのはストレスですが、義姉のサナエさんがいるときは「失礼もたいがいにしなさいよ!」と制してくれます。セレブ自慢に対しても「スゴイのは旦那さんなんだからマウントとるのやめな」と私の気持ちを代弁してくれるので、なんとか耐えています。

ナオミさんは、サナエさんの娘が最近SNSで人気のデザイナーの服を着ていることも気に食わないようで、なんで一般家庭の姉一家にそんな高級な服が買えるのか? とマウント発言。

実はその洋服は私からのプレゼントです。ナオミさんには内緒にしていますが、その人気デザイナーは実は私の実母で、入学祝いに贈りました。私が姪にプレゼントしたと言うと「ズルーい!」と叫ぶナオミさん。

でも母が作っているのは子ども服だけ。ナオミさんにはプレゼントできないと言うと「親戚付き合いで差をつけるのは非常識」と言い張りました。

義妹への贈り物

ナオミさんは何に対しても文句を言いたいだけだと思うけれど、たしかに義姉家族にばかり贈り物をしているのも事実。これからは気をつけようと思っていたタイミングで、ナオミさんの妊娠が判明しました。

私はすぐに母にお願いして、出産の時期に合わせて赤ちゃんの洋服を作ってほしいと伝えました。母も二つ返事でOKしてくれて、かわいい洋服が完成。出産祝いにプレゼントするのを楽しみにしていました。

そのすぐ後にナオミさんはかわいい女の子を出産! 退院してすぐ、私は母にオーダーしたお祝いを持って病院を訪ねました。

「ナオミさん、おめでとうございます! これ、母からのお祝いです。母が作った服なんですけど……」と、きれいにラッピングされたベビー服を差し出した私。赤ちゃんのかわいさに気を取られ、つい「母が作った」と明かしてしまいました。

喜んでくれると思ったのに…

喜んでくれると思っていたのですが、ナオミさんは怪訝そうな顔をして「手作りの服!? 信じられない! 姉の子どもには高級ブランドで、私には手作りで済ませようってこと!?」と言います。

私は事情を説明しようとしますが、ナオミさんの怒りはおさまらないようで、私の話など右から左。「なんでもお金を出せば買える時代なのに、今どき手作りとか……だっさ!」とまで言われてしまいました。

そんなことを言われるとは思っておらず、私はショックが隠せません。

持ち帰ると言ったものの、SNSのネタにするからを言って返してもらえませんでした。母が一生懸命作ってくれた服……ナオミさんはSNSに載せたら捨ててしまうのでしょうか。

真実を知った義妹は…

それから一週間後、わが家に里帰りしていたナオミさんが顔色を変えて私のところにやってきました。

「ちょっと! これ、どういうこと!?」ナオミさんが差し出したスマホの画面を見ると、そこにはSNSに投稿された先日のベビー服。「今どき手作りなんてダサい」とこき下ろすような内容が投稿されていました。

一瞬傷ついたものの、よく見ると「いいね」の数は1万を超えていて、何やらバズっているよう。「これって売り出すと即完売のあのブランドですよね!?」「めっちゃかわいい!」と、母の洋服を褒める言葉がたくさん寄せられていました。

「ちょっと、あの服、手作りじゃなかったの!?」とナオミさんに聞かれたので、先日説明した、私の母の話をしました。

残念ながら先日の洋服は雑巾にしてしまったそう。ナオミさんは慌ててもう一度服を作ってほしいと頼みますが、もうお断りです。

炎上した義妹

ナオミさんの投稿には、人からの贈り物にケチをつける行為への苦言や価値がわからないことへの嘲笑も増え、いわゆる炎上状態に。ナオミさんはセレブ自慢を投稿していたアカウントを閉鎖したようです。

さらに、悔しさから一時期は高級ブランドのベビー服を買いあさっていたようですが、あまりの散財ぶりに旦那さんにカードを取り上げられ、今は自由にお金を使えなくなったとか……。


今回思い知ったのはSNSの恐ろしさ。早々にアカウントを閉鎖したおかげで今回の投稿が母の目に入らなかったのは不幸中の幸いでした。しかし見ず知らずの人からナオミさんが非難されているのを見るのは辛いものがありました。親族との付き合い方はもちろん、SNSとの付き合い方も考えさせられる出来事でした。

せっかく贈ってもらったものにケチをつけるだけでは飽き足らず、不特定多数の人が見るSNSにまで投稿したことで、特大ブーメランが返ってきてしまいましたね。たとえ趣味に合わないものを贈られたとしても、一生懸命時間やお金をかけてくれたものには違いありません。

義妹の行いを反面教師にして、つねに相手のことを考え、感謝の気持ちを忘れない人でありたいですね。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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