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「産まないでほしい」娘に打ち明けた母の本心|娘の彼氏を認めない

  • 2024.7.28

このお話は、高校1年生のサオリが予期せず妊娠し、親の思いや性行為の責任の重さを考えながら結論を出すお話です。サオリに呼び止められ、出産に対する本心を尋ねられたサオリの母。今まで反発していた娘の決意を感じ、本心を包み隠さず伝える覚悟を決めます。サオリの意思を尊重し、出産や育児をサポートすると言っていた母の本音は…。もっち(@mocchi_kakei)さんによる『娘の彼氏を認めない』第32話をごらんください。※この連載には妊娠中絶にまつわる表現が含まれます

本心では「産まないでほしい」と思っていたサオリの母。出産や育児を経験し、常につきまとう金銭面の不安や、パートナーの協力の大切さを知っているからこその想いでした。

思春期で両親に反抗的だったサオリにとって、想像以上の親の気持ちを知った瞬間だったのかもしれません。娘の幸せを願う両親の愛が、サオリに伝わっていると良いですね。

望まない妊娠をしないために、正しい性の知識が大切

高校1年生の夏休み明け、同学年のユウキと付き合い始めたサオリ。ユウキを良く思わない母へのいら立ちから、母との衝突が増えていたサオリですが、生理が2か月遅れていることに気がつきます。妊娠検査薬を使ってみると、結果は陽性でした。

産むか産まないかを両家で話し合いますが、無責任な発言を繰り返すユウキ親子。妊娠騒動から時がたつにつれて、サオリは自分がしたことの過ちや責任の重さ、愛情ゆえの親の厳しさに気づくことができました。

未成年での妊娠は、手放しに喜べない場合があります。心身への負担も大きく、人生への影響もとても大きいものです。赤ちゃんが欲しい状況でない性行為は、避妊しなければなりません。10代のカップルも、パートナーときちんと話し合っておく必要がありますね。

また、望まない妊娠をしない・させないために、家庭での性教育も大切です。正しい性の知識を身につけられるよう、妊娠のしくみや性行為の責任について会話ができる親子関係でありたいものですね。

著者:NAKAMA

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