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「学校あんまり好きじゃない…」娘の告白に、過去の判断を後悔した母

  • 2024.7.28

子どもの発達に不安があるとき、どのような行動をしますか?健診のタイミングや小児科での受診時に相談する方はいるかもしれませんね。今回ご紹介する作品は、はちみつこ(@hachi_mitsu89)さんのご友人・りっちゃんの体験談です。りっちゃんの娘、ちいちゃんは幼児期から発達検査を勧められていましたが、パパが「うちの子は普通」と言い張り、ママも自分の判断で検査させられずにいました。しかし、小学生になったちいちゃんは、ママに学校での困り感を訴えます。子どもの困り事に気づく大切さを描く『5歳娘の発達に向き合った話』をご紹介します。ダイジェスト版でどうぞごらんください。

気付けなかった娘の気持ち

小学校1年生の娘は、学校での生活に悩みを抱えていました。自分としては話を聞いているつもりなのに、失敗してしまうことが多く自信を失っていたのです。「学校はあんまり好きじゃない」と涙をこぼす娘の姿に母は衝撃を受けます。わが子がこんなに苦しんでいたなんて...。

娘が楽しく過ごすためにどうすれば良いか。これは、娘の発達に向き合う母の成長を描いた漫画作品です。

わが子のためにできること

ちっちゃんは夫の反対を押しのけ、娘の発達検査を受けさせることに。その結果、自閉スペクトラム症だと判明しました。また、視覚優位で耳から入る情報は理解しにくい特性があることもわかりました。

困りごとが明らかになると、授業でも娘が混乱しないように対策を講じてくれたのです。また、療育にも通い始め、少しずつ自分の特性と上手く付き合えるように変化してきました。

りっちゃんは「もっと早く療育を受けさせていたら」と後悔することもあるといいますが、ずっと困り感があるまま過ごすよりもずっと良かったのではないでしょうか。

また、成長したのは娘だけではありません。母も働き始め、夫に左右されずに自律して考えられるようになりました。

「大切なわが子が毎日を楽しく過ごすことができる」これ以上に大切なことなどないと気づいたのです。

ありのままのわが子を見つめて

「発達障害」という言葉に抵抗を感じ、わが子の特性を知りたがらない親もいるかもしれません。

しかし、重要なのは名前ではなく、わが子が困っているかどうかですよね。ありのままの子どもの姿を見つめ、安心して過ごせる環境を整えてあげる必要があるはずです。娘の発達と向き合ったりっちゃんの体験を通じ、発達障害の受け止め方を考えさせられるお話です。

著者:ママリ編集部

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