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夏バテ…じゃなくて【夏季うつ】かも?似て非なる2つの“違い”とは カウンセラーが解説

  • 2024.7.28

夏バテと夏季うつ、どう違う?

夏バテじゃなくて夏季うつかも?
夏バテじゃなくて夏季うつかも?

暑い日が続いています。だるさや食欲低下を感じている人も多いでしょう。夏バテ回復に精のつく食事を、と思っても、何となくやる気が起きずに体調が優れないまま毎日を送っている人ががいるかもしれません。夏バテに加えて気力が湧かないという場合、実は「夏季うつ」になっている可能性があります。夏季うつとは何か、夏バテと何が違うのか、カウンセラーの筆者が解説します。

夏季うつは、うつ病の一つです。うつ病はやる気が出ない、気分が落ち込みやすいといった精神的な症状がみられますが、その原因はさまざまです。家庭環境や仕事での人間関係などがきっかけで発症するうつ病のほかに、最近では夏の暑さや冬の寒さといった極端な気候がうつ病につながることがあります。夏季うつは、夏の暑さがトリガーとなって発症するうつ病です。

夏季うつはうつ病の一般的な症状と同じく、やる気が出なかったり気分が落ち込んだり、また体がだるかったりといった症状が出ます。夏に体がだるくなるのはシンプルに夏バテでは?と思う人がいるかもしれません。夏バテは体のだるさに代表される身体的不調であるのに対し、夏季うつは身体的不調に加えて精神的な不調が出ます。夏バテが発端で夏季うつ症状が出ることもあるため、夏季うつ、夏バテいずれも対処が必要です。

夏季うつに限らず、うつ病に掛かりやすい人とそうでない人がいます。掛かりやすい人の特徴として、我慢する性格であることや、辛くても力勝負で乗り切ろうとすることが挙げられます。夏季うつは夏バテの延長で引き起こされることが多く、夏バテ状態で体が悲鳴を上げているにも関わらず、我慢して日々の生活を続けている人は要注意です。

掛かりやすい時期は、夏季うつという名前から分かるとおり夏季です。特に異常気温を記録するような暑い夏や、暑い日と涼しい日の気温差が激しい時期は体の不調が起きやすく、また自律神経が乱れて精神的にも負荷が掛かります。異常な暑さや寒暖差が大きい傾向のある昨今の夏は、特に注意が必要です。

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「夏季うつ」対策のための方法4つも、別稿であらためて紹介します。

(まっきー)

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