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夏バテ…じゃなくて【夏季うつ】だったら?ならないための“対処法”4つ、カウンセラーが解説

  • 2024.7.28

夏バテ、と思っていたら「夏季うつ」かも?

夏季うつにならないために、すべきこととは?
夏季うつにならないために、すべきこととは?

真夏日が続き夏バテ気味と感じている人がいるかもしれません。しかし身体的な不調だけでなく精神的な不調を感じるのであれば夏バテに加えて「夏季うつ」である恐れがあります。夏の暑さや冬の寒さといった極端な気候がうつ病につながることがあり、夏季うつは、夏の暑さがトリガーとなって発症するうつ病です。もしも夏季うつが疑われるとき、試してみてほしい4つの対処法について、カウンセラーの筆者が解説します。

夏季うつを防ぐ対策として、まず何より夏バテしないよう体調管理が大切です。暑い夏は身体の水分が不足したり、寝苦しさから睡眠不足を引き起こしたり、また食欲低下により栄養の偏った食事をしてしまったりという人が少なくありません。こまめな水分補給と必要に応じたエアコン使用、栄養バランスの取れた食事といったことに日々気を付けると、夏バテしづらくなります。

ストレスや我慢は夏季うつに限らずうつ病のトリガーになりやすいですが、夏季うつの場合は暑さや気温差からくるストレスに注意が必要です。強い日差しを浴び過ぎていないか、睡眠の質が下がっていないか、エアコンの風に長時間あたることによる疲労感が出ていないかなどに気を付けましょう。

暑い夏は外出を避け、室内にこもって過ごす人が多いかもしれませんが、全く外出しないのもよくありません。日光を浴びると体内では幸せホルモンともよばれる物質「セロトニン」が分泌されます。一日中家にこもって過ごすとセロトニン不足を引き起こし、うつ症状につながる可能性があります。また軽い運動を定期的に行うことで自律神経を整える効果があるため、少しずつでも毎日身体を動かすとよいでしょう。

暑い夏は冷たい飲み物が進むため、知らずにカフェイン摂取量が多くなる人がいます。カフェインには覚醒作用があるため、飲み過ぎると刺激過多となって疲れがたまることがあります。アイスコーヒーやアイスティー、ウーロン茶などを水のようにゴクゴクと飲み干す習慣のある人は、夏の間のカフェイン摂取量が多くなり過ぎないよう注意しましょう。カフェイン入り飲料はあくまでも味を楽しむ程度にとどめ、水分補給としては水や麦茶などのノンカフェイン飲料がおすすめです。

(まっきー)

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