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実家を売却後【義母と同居】嫁に毎月5千円のお小遣いを要求 → その後、嫁が通帳を見た瞬間「何これ」

  • 2024.7.27

筆者の知人K子は40代後半の主婦です。数年前、軽度の認知症の義父を施設に入居させて実家を売却。その後、K子夫婦が暮らすマンションで義母との同居を始めました。家を売ったお金は、義母の生活費や将来義母が施設に入る時の費用に充てる予定だったのですが……。その後何があったのかK子から話を聞きました。

画像: 実家を売却後【義母と同居】嫁に毎月5千円のお小遣いを要求 → その後、嫁が通帳を見た瞬間「何これ」

「同居は成功?」と安心していた嫁

70代後半の義母は、同居が始まっても家事を全く手伝わず、日中は自分の部屋でテレビを見ているか、時々お友だちとお出かけして過ごしていました。

それでも料理や家事への口出しもなくK子は「大人しいお義母さんだし、嫁いびりもないから同居は成功かな?」と思っていました。

突然「月5,000円のお小遣い」を要求する義母

同居から3ヶ月ほどたったころ、義母から「お小遣いいただける?」と声をかけられたK子。

キョトンとした顔で「えっ? なぜですか?」とたずねると、義母は「私が日中、家にいるからあなたが安心して働けるんでしょ。だから感謝の気持ちがあってもいいんじゃない?」と言ってきたんです!

K子は『ほとんどお留守番をしている義母にお小遣い? 本当に必要なの?』と思ってしまったのですが、一応夫に相談しました。

すると「君も母さんと一緒だと息が詰まるだろうし、お金を渡して出かけてもらった方が、少しは家でゆっくりできていいんじゃない?」と、意外にもお小遣いに賛成したのです。

K子も『これで納得してくれるなら』と、毎月5,000円のお小遣いが決まりました。

半年後「8,000円にして欲しいの」お小遣いの増額を求める義母

実際、お小遣いを渡すと義母のお出かけの回数は以前より増え、K子もパートが休みの日は一人で息抜きができるようになりました。

しかし半年後、なんと義母は「お小遣いの件だけどね。8,000円にして欲しいの」と増額を要求してきたのです!

K子は反対したのですが、夫から「父さんと離れて寂しいんだろうし頼むよ」と言われ、仕方なく受け入れました。

この時、「中学生の一人娘の教育費もあるので! これ以上は無理です!」と義母にはしっかり釘を刺しておきました。

やはり老後の資金を勝手に使っていた!

しばらくすると、K子は義母が毎日のようにオシャレをしてお出かけしていることに気づきました。

週に一回義母の部屋へ掃除に入るのですが、最近は毎週のように洋服やバッグが増えています。

K子は『もしかして買い物依存症?』と心配になり、すぐに夫に相談。

すると夫も「老後の資金を使ってるんじゃないか?」と勘づき、義母に通帳を見せるようにお願いしました。

義母は最初こそ「あなたたちには関係ないでしょ!」と喧嘩腰だったのですが、最終的に夫が「やましいことがないなら見せられるだろ」と強引に通帳を奪い取りました。

すると、やはり貯めていたお金の3分の1程度しか残っていませんでした。

義母の幼稚な言い訳に、嫁は離婚を決意

通帳の残高を見て、義母を叱りつけようとする夫を制したK子。

そして「なんでこんなに減るまで使ったんですか? 老後はどうするおつもりですか?」と冷静にたずねました。

すると義母は「同居が始まって、あなたたちも働いてるし……。お金の心配はないだろうと思って使っちゃった」と言い訳を始めたのです。

義母の言葉を聞いたK子は、義母と別居することも考えましたが、別々に暮らしたからと言って義母が変わるとは思えません。『こんな義母と一緒に暮らしてたら、一生お金を無心される』と恐怖を感じ、離婚を決意。

今は、離婚に向けて弁護士に相談しています。

家族間の金銭感覚の違いは、その後の家庭内の不和となり関係が壊れてしまうきっかけにもなります。

お金の管理は一人に任せず共同で管理したり、定期的に見直したりするなど日ごろからの対策が大切ですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:広田あや子

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