「男がメソメソするな！」息子に厳しいモラハラ夫、、、実は裏の顔は【全く別人】だった？！

人には色々な面があるものです。相手の知らない一面を見て驚いた経験がある人も多いのではないでしょうか。しかし、あまりに普段の姿からかけ離れていると、やはりギョッとしてしまいますよね。今回は夫の【裏の顔】を知ってしまったエピソードを友人が聞かせてくれました。

息子に厳しいモラハラ夫

私の夫はモラハラ気質で、家でも高圧的な態度です。
我が家には小学3年の娘と6年の息子がいるのですが、同性のせいか夫は特に息子に厳しく、少しでも弱音を吐いたり甘えようとしようものなら「男が甘えるんじゃない！メソメソするな！」と厳しく叱責します。

今の時代、“男らしさ”や“女らしさ”を押し付けるのはナンセンスだと思うのですが、夫は何かというと「男のくせに」と自分の価値観を息子に強要するのでした。

このままでは子どもたちにも悪影響だし、自身もこのまま夫と暮らしていくのに嫌気が差していたので、私は時間をかけてこっそり離婚準備することを決意。

皮肉なことに、夫はその半年ほど前から不倫をしていました。
私にはバレていないと思っていたようですが、実はバレバレ。わざと知らないフリをして、証拠集めのために泳がせていただけなのです。

証拠集めの最中、私は夫の知らなかった一面を知ることになります。家ではモラハラ全開なのに、不倫相手の前では甘えんぼうキャラに激変していたのです！

夫のバッグにこっそり仕込んだICレコーダーには「あー会いたかったよぉ♡ 寂しかった！」という夫の声が。盗み見たLINEでは「今週は仕事忙しいよぅ……会ったらヨシヨシしてね？」というメッセージが。

別人のような夫の言動に驚きながらも、私はなんとか証拠を集め、半年後ついに離婚を決行！
いつも威張っていた夫の別の一面を知った子どもたちは、私と同じくドン引きしたようです。

まさかバレていると思っていなかった夫は茫然自失状態に。
もちろん甘えてはいけないわけではありませんが、息子の「パパ、男は甘えるなって言ってたじゃん」という的確すぎるツッコミにも何も言い返すことができませんでした。

現在、夫と不倫相手からの慰謝料をもとに私は子どもたちとの新生活をスタートし、楽しい毎日を過ごしています。
もちろんシングルマザーになって苦労もありますが、モラハラ夫に抑圧されていた頃と違い、私も子どもたちも生き生きと暮らせるようになりました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：藍沢ゆきの