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【MLB】右肩痛から復帰の千賀滉大、ブレーブスから9奪三振の快投 今季初勝利&日米通算100勝も……左ふくらはぎを痛めて緊急降板

  • 2024.7.27
メッツ・千賀滉大(C)ロイター/USA TODAY Sports
SPREAD : メッツ・千賀滉大(C)ロイター/USA TODAY Sports

メッツ千賀滉大投手が26日(日本時間27日)、本拠地でのブレーブス戦に今季初登板となる先発マウンドに上がった。
右肩痛のため開幕から負傷者リスト(IL)入っていたため、この日が復帰戦。5回1/3を2安打2失点でまとめ、今季1勝目を挙げるとともに、日米通算100勝(日本87勝、メジャー13勝)をマークした。試合は8-4で勝利した。

■スタンドの「お化けマーク」も復活

ニューヨークにゴーストが戻って来た。千賀が三振を奪うたび、ファンは観客席に「お化けマーク」を掲示。おなじみの光景がついに復活した。
ブランクを感じさせない投球だった。2回に1死一塁から7番アダム・デュバル外野手に先制2ランを浴びたものの、強打のブレーブス相手に1、3、4、5回と無失点に封じた。マルセル・オズナ外野手やマット・オルソン内野手ら名だたる強打者も三振に切って取り、5回終了時点で9奪三振という圧巻の投球を披露した。
暗転したのは6回。先頭打者を一飛に打ち取った際、千賀は打球の行方を見上げながら少し動いたが、すると左ふくらはぎ付近を抑えて倒れ込んだ。突然の出来事にチームメートやスタッフも驚きを隠せず、心配そうに見守った。やがて自ら立ち上がり、歩いてベンチへ戻ったが、そのまま緊急降板となった。その後、球団が「左ふくらはぎ痛」と発表した。
73球で交代となったが、5回1/3を2安打2失点、2四死球9三振という好内容。ゴーストフォークの健在ぶりも示し、上々の復帰登板となった。

■指揮官「試合を支配していた」と称賛

メッツのカルロス・メンドーサ監督は試合後、千賀の症状について「まだ分からない。明日MRI検査を受けるので、その結果を見ないと」とコメント。「彼は今季ずっと苦しんできただけに、あのような倒れ方を見るのは嫌だった」と続けた。
同監督は今季からメッツの監督に就任しており、公式戦で千賀の投球を見届けるのは初めて。記者から感想を求められると「素晴らしかった。直球も変化球も完璧に操る能力がある。試合を支配していた」と称賛した。
千賀が再び離脱となれば、補強の必要性は高まるが、トレード期限は今月30日(同31日)に迫っている。残り数日で緊急補強を行えるのか。左ふくらはぎの診断結果とともに、球団の動きが注目される。

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