【MLB】ド軍フリーマン、急きょ欠場　三男が感染症にかかり看病へ　ベッツも不在で最強MVPトリオは大谷翔平だけ……

ドジャースは26日（日本時間27日）、敵地でのアストロズ戦に臨んだ。当初はフレディ・フリーマン内野手が「3番一塁」で先発出場することが発表されていたが、急きょ欠場となり、家族のいるロサンゼルスに戻った。感染症に罹患した三男マキシムス君に寄り添うためと見られる。

■妻チェルシーさんが報告「一過性の滑膜炎を発症」

フリーマンの妻・チェルシーさんは、この日までに自身のインスタグラムを更新。三男マキシムス君が一過性の滑膜炎を発症したと公表した。診察した医師によると、フリーマンが出場したオールスターゲームを観戦するために訪れたアリゾナ州アーリントンでウイルスに感染した可能性が高いという。
「（息子は）食べることも飲むこともできず、立てないし歩けない。普段は薬を飲むのが上手なのですが、吐き出してしまう」などと状況を説明したチェルシーさん。その後の投稿では、複数の検査を行ったことを報告。ほかの病気に関してはすべて陰性で、まだ歩けないものの退院に至ったことなどを伝えた。

■ロバーツ監督「彼は家族と一緒にいる必要がある」

フリーマンが離脱したことを受けて、デーブ・ロバーツ監督は「彼がいつ戻るか分からない。ここ数日、心ここにあらずだった。感情的につらかったと思う。彼は家族と一緒にいる必要がある」と話し、不在期間がどれくらいになるか分からないとした。
前カードのジャイアンツ戦では、試合後に慌ただしく球場を後にするフリーマンの姿が目撃されており、周囲は“異変”を感じていたという。
フリーマンが欠場したため、ドジャースの打順は繰り上がり、4番だったテオスカー・ヘルナンデス外野手が3番に入り、5番だったアンディ・パヘス外野手が4番となった。二塁で先発予定だったキャバン・ビジオ内野手が一塁に回り、ギャビン・ラックス内野手が「9番二塁」で起用された。
左手骨折のムーキー・ベッツ内野手に続き、フリーマンも戦線離脱。ドジャースの誇るMVPトリオは大谷翔平投手だけになってしまった。