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後輩をカフェに誘い【2,000円以上のパフェ】を注文させる先輩 →『真の目的』に呆然!

  • 2024.7.27

知人のA子は、職場の先輩とお茶をすることになりました。楽しい時間を期待したA子ですが、訪れたカフェでありえない体験をすることになったそうです。今回は知人から聞いたエピソードをご紹介します。

画像: 後輩をカフェに誘い【2,000円以上のパフェ】を注文させる先輩 →『真の目的』に呆然!

トレンド情報に敏感な先輩

A子の職場にはトレンド情報に敏感な先輩のB美がいます。
B美は常にアンテナを張り巡らせ、「今はこれが流行ってる」「あそこに新しくお店ができてた」と、旬な情報を知っているタイプ。
あるときA子は、B美から「おしゃれなカフェができたから行こう」と誘われ、一緒に出掛けることになりました。

パフェが人気のカフェなのに

お店に入ってメニュー表を見ていると、B美が「このお店はパフェが人気なんだよ」と教えてくれました。
フルーツが使われたパフェが数種類用意されていましたが、値段はどれも2,000円以上もします。
おいしそうだけど、ちょっと高い……。
悩むA子に対し、B美は「ここはパフェ1択でしょ! 別のメニューなんてありえないよ」と強くすすめてきます。
そこまで言うのなら、とA子はパフェをオーダーすることに決めました。

店員さんを呼んだB美は「フルーツパフェ1つと、ブレンドコーヒー1つ。以上で」とオーダー。
A子には高いパフェをすすめたのに、自分はお店で一番安い飲み物を注文したのです。

パフェが到着! ところが……

不可解な気持ちになったA子ですが、パフェが到着すると、さらにモヤモヤすることが起こりました。
A子がパフェを食べようとすると、B美は「ちょっと待って!」と食べる手を止めさせ、スマホでパフェの写真撮影を始めたのです。
上から横からとアングルを変えて何枚も撮影し、さらに「スプーンを持って」「クリームをすくって」「スプーンはもうちょっと上に」とA子に指示を出してきます。
B美の撮影時間は10分近く続き、その間はA子はおあずけ状態でした。

ようやく撮影タイムが終わり、A子がパフェを食べようとすると、B美は「ちょっとちょうだい♪」とおねだりしてきました。
一口くらいなら、とA子がOKすると、B美はごっそりパフェをすくいとっていきました。メインのフルーツもしっかりと強奪!
「食べたいなら自分も頼めばいいのに」と崩されたパフェを見たA子は呆れてしまいました。

パフェを食べたB美は「まぁまぁだね」と一言。
横取りした上に、そんなことを言うなんて……。
会計時も当然のようにコーヒー代しか払わないB美。A子は、つい軽蔑が抑えきれない眼差しで見てしまいました。

先輩の目的が判明

後日A子は、パフェの写真がB美のインスタグラムに投稿されていることに気づきました。
「フルーツとクリームのバランスが絶妙! おいしかった~」と、さも自分がオーダーしたかのような投稿です。
A子が「あの投稿、なんですか?」とB美に尋ねると、「実はスイーツ系のインスタグラマーを目指してるの」と熱心にカフェやスイーツの写真を投稿している理由を説明しました。

B美に「私のお給料だけじゃ頻繁に行けないの。これからも協力してね!」と言われ、絶句したA子。インスタグラマーになりたいという目標は素敵ですが、それ以降、B美のお誘いはお断りすることにしたそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子

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