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第三者の指摘でモラ被害に気付く「平等じゃない」反撃に出た妻の話

  • 2024.7.27

出産や育児の大変さは経験をしないと理解できないことがあるかもしれません。パートナーから、理解を得られずつらい経験をしたことがある人もいるかもしれません。また、そういったすれ違いからモラハラに発展することもあります。家庭内のことだと、つい我慢して相談できずにいる人がいるかもしれません。今回ご紹介する作品は、はるのコタン(@haruno_kotane)が描いたモラハラがテーマの作品です。『嫁失格なので訴えます!』をご紹介します。どうぞご覧ください。

夫はモラハラ被害者…?

ヨシエさんは夫のシンジと娘と暮らしています。そんなある日、いきなりシンジから離婚を突きつけられます。しかも慰謝料を請求するということでした。

シンジが言うには、育児を言い訳にしてシンジの世話も家事もしない。シンジの稼ぎに対して何の感謝もない。という精神的苦痛、いわゆるモラハラを受けたというものだったのです。

平等じゃない現状を他人の指摘で気が付く

シンジのモラハラは妊娠中から始まっていました。退院後、そのモラハラはひどくなる一方です。ヨシエさんは理不尽なシンジの要求に耐え、育児も家事もワンオペでやり続けています。

ビールが冷えていないと腹を立てる夫を皆さんはどう思いますか?シンジは、ヨシエさんがもう少し理解してほしいという言葉を自分勝手な理由ではねのけます。

ただ自分勝手な人と捉えることもできますが、この関係は対等と言えるのでしょうか。ヨシエさんは、偶然シンジの態度を見た部下からの助言で、今の関係がおかしいことに気がつきます。モラハラは、第三者からの言葉で気づくことがあります。なかなか気が付きにくいものだからこそ、発見が遅れてしまうのでしょう…。

自分では気が付きにくいモラハラ。周囲に頼ることも大事

夫婦と言えど、お互いの気持ちをすべて理解し合うことはとても難しいことです。だからこそ、日ごろからのコミュニケーションが大切です。それと同時に、相手と思いやる気持ちも重要ですよね。

シンジは自分勝手な主張ばかり押し通して、ヨシエさんに寄り添おうとはしませんでした。その結果、ヨシエさんから見放されてしまいます。

モラハラとは、実態が分かりにくく被害者側も自覚をしていないことがあります。そればかりか、自分が悪いんだと思い込んでしまうこともあります。自分を責めずに、つらいと感じたら周りに相談をしてほしいと思います。

著者:ゆずプー

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