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竜巻&突風が発生する“予兆”は?普段からの備え、避難方法を気象予報士が解説!

  • 2024.7.26
強風の被害を受けた住宅
強風の被害を受けた住宅

気温が高い夏は大気が不安定な状態になりやすいといわれており、急な大雨のほか、竜巻や突風が発生することがあります。埼玉県では7月24日、竜巻や突風が発生したとされ、木が倒れたり、住宅の屋根が吹き飛んだりするなどの被害が相次ぎました。

竜巻や突風が発生する前は、どのような現象が起きることが多いのでしょうか。竜巻や突風の予兆とみられる現象に遭遇した場合、どのように行動すればよいのでしょうか。気象予報士のきりたんさんに聞きました。

「積乱雲」「冷たい風」に注意

Q.どのような現象が起きると、竜巻や突風が発生する可能性があるのでしょうか。

きりたんさん「黒い雲が空を覆うような積乱雲が多くなると、大気の状態が不安定になっていることが分かります。こうした雲が現れた場合は、竜巻が発生する可能性がありますね。冷たい風が急に吹き始めた場合も、竜巻や突風の予兆と言えるでしょう」

Q.竜巻や突風の予兆とみられる現象に遭遇した場合、どう対応すればよいのでしょうか。

きりたんさん「できるだけすぐに屋内に避難するようにしてください。また、窓が割れる危険性も高いため、窓からもなるべく離れた方が良いですね」

Q.竜巻や突風に備えて、事前に用意した方がよい物はありますか。

きりたんさん「正直なところ、何か物を使って対策というのは、ほとんど意味がないと思います。突風によって物が吹き飛んできた際に、頭などを守れるものがあれば良いかもしれませんが、それだけで完全に被害を防げるわけではないでしょう。やはりすぐに屋内へ避難することが一番の対応策と言えるでしょうね。また、天候などの予兆を知るために、天気予報アプリなどを小まめにチェックすることも有効です」

* * *

積乱雲が発生したり、急に冷たい風が吹き出したりした場合は、竜巻や突風が起きる可能性があるということです。被害を防ぐためにも、外出時にこれらの現象に遭遇した場合は、すみやかに屋内に避難するようにしましょう。

オトナンサー編集部

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