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有村藍里「一歩踏み出したい時に観たい」私の背中を押してくれた映画3選

  • 2024.7.26

こんにちは、有村藍里です。今年は映画を100本観てみよう!と目標を立ててみました。現在40本目を観終わったところです。今年に入って半年以上経ちましたが、あと60作品……なかなか遠い道のりかも。でもこの目標のおかげか、私の中で映画を観る習慣が出来て「次は何の作品を観ようかな?」と考えるだけで、楽しい日々を送れています。今回は、私が今までに観た映画の中で、特に心に残った作品を紹介します。

『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』

日本では1998年に公開された作品です。脚本を務めたのは、作品に出演されているマッド・デイモンさんとベン・アフレックさん。アカデミー脚本賞を獲得したことでも話題になりました。過去のトラウマにより他人に心を開かず非行に走ってしまう天才青年と、精神分析医の交流を描くヒューマンドラマ。一歩踏み出せばどこまでも行けるはずなのに、ずっとどこにも行かなかった。自分の殻に閉じこもっていた青年が自分と真正面から向き合ってくれる人に出会い、少しずつ変わっていく物語です。青年は自分と向き合うことだけを避けて生きているように感じて、はじめは観ていて苦しかったのですが、先生との交流で少しずつ変わっていくところや、先生がくれる言葉が温かくて最後は心がフワっと軽くなったように感じました。一歩踏み出したい、勇気がほしい時に観たい作品。

『イエスマン “YES”は人生のパスワード』

ジム・キャリーさん主演の楽しいコメディ作品。「ノー」が口癖で人生に後ろ向きな主人公が、もしもどんなことに対しても「イエス」を連発するようになったら……?私は「なんでも挑戦してみる理由を探す、挑戦しない理由を探さないようにする」を自分に掲げているので、なんだかイエスマンに共感する部分がありました。もちろん嫌なことは嫌だときちんと言えることも大切ですが、消極的な私はなんでも前向きにイエス!と言ってみることで、何か人生が今までとは変わるのかな……? と思いながら観ていました。コメディ全開の映画の中に、自ら行動してみることで得られること、初めて知る感情など散りばめられており、楽しみながらもポジティブで前向きになれるストーリーでした。

『生きててごめんなさい』

山口健人監督作品。小説家になる夢を追いかけながら出版社で働く男性と、何をしても上手くいかず家で1人で過ごしていることが多い同棲相手の女性。若者たちが抱える「病み」や生きづらさが繊細に描かれています。日々の仕事に追われて、小説家になることを諦めかけていた男性。一方で女性は、いくつもアルバイトをクビになり、ほとんどの時間を無気力な状態で同棲している部屋のベッドでうずくまって寝て過ごしていました。男性は自分自身の中に、そして女性は外に向かって、どちらも「生きていてごめんなさい」という生きづらさを感じていました。少しずつ2人の関係にもすれ違いが起きていきます。なにもできない、うまくいかない、人の役に立てない。迷惑をかけてしまう、だから「生きててごめんなさい」だなんて、なんて悲しいタイトルなのだろうと思いましたが、友人が「気になってて、観たかったんだよね」と言ってくれたので一緒に観ました。私もたまに思うことがあるから、「ごめんなさい」って。自分自身をダメだと感じてしまう。特に女性の悩みに共感して、最後はとても励まされました。できないこと、うまくいかないことはたくさんあっても、自分に向いていることに気づいてないだけで探せばきっとある。その一歩が自分を変えるきっかけになるのだと、頑張ろうと思える作品でした。今回は、人生の中で大切にしたい言葉、生きづらさを克服するヒントが得られるような作品をピックアップしてみました。よかったら観てみて、皆さんの感想を教えていただけると嬉しいです。今週も、最後まで読んでくださってありがとうございました。有村藍里

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