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母子家庭=貧困!?「娘には経済的な不自由をさせない」後悔のない人生を送るために選んだシングルマザーの働き方

  • 2024.7.27
出典:シティリビングWeb

40歳といえば、キャリア的にも人生的にも、あらゆる節目になる年代。どんな40歳になっていたい? 40歳の今どんなことを考えている? どんな40歳だった? 「40歳」をキーワードにあらゆる人々の「40歳」をひも解きます。多様性の現代で昔以上に正解はないからこそ、自分自身が納得できる「今」を見つけるきっかけに。

制度がないのなら新しく作る!社員主導型の働き方改革に挑戦

用地取得からはじまり、設計、建設、販売、建物管理・賃貸管理までを行う不動産会社インヴァランス。「変化こそが唯一の不変。」という考え方のもと、働き方改革にも挑戦しています。

不動産業界の「ノルマが厳しそう」「残業が多そう」「紙文化など古風で非効率的な働き方をしていそう」というマイナスなイメージを払拭するような、働きやすい環境を整えることが必要と考えています。

そのインヴァランスで、子育てとフルタイム勤務で営業業務を両立させる、シングルマザーの榮留 美智さんに話を聞きました。

出典:シティリビングWeb

インヴァランス アセットコンサルティング部 エキスパートコンサルタント 榮留 美智さん

「かっこいいママでいたい」自分と娘のため、新たな夢を抱き、不動産業界へ

大学卒業後、子どもの頃から夢だった飲食店の経営者を目指し、キャリアを重ねていました。しかし、シングルマザーとなり、それがインヴァランスに入社するきっかけともなりました。

シングルで子育てをしつつ、経済的にも自立し、後悔のない人生を送りたい。

シングルマザーとなり、今後の生活を考えたとき、より収入を得られる仕事に就くことが必要と考えました。飲食店経営の夢は諦めることになりますが、「娘には経済的な不自由をさせない、働くかっこいいママの姿を見せる」これを新しい夢にしようと思いました。まずは経済的に自立できる仕事として、狙いを定めたのが未経験の不動産業界でした。

「あなたが働きやすい環境はどんなもの?」不動産会社では異例の働き方を提案

親が不動産業をやっていたので、子どものころから仕事内容、進め方などは見ていました。仕事に対して、イメージがあるとはいえ未経験。親からは「シングルでフルタイムの正社員は無理だ」「営業、まして不動産会社は勤まらない」といった反対がありました。しかし、私は不動産会社の営業に絞って就職活動を行いました。

不動産会社といえば、お客様の都合に合わせる必要があるので、終業は夜遅くになり、土・日曜に勤務することが当然です。ですが、娘は当時7カ月。現実的な話として、私にはその働き方はできません。

出典:シティリビングWeb

榮留さんと制度改革や業務サポートを行ったコンサルティング部門の責任者である近藤龍一さん

面接時、正直にそのことを伝えると、担当してくださった近藤さんからは「榮留さんが働きやすい環境はどんなものですか?」と聞かれました。そして「榮留さんが働きやすい勤務形態を考えましょう」とも。何社か面接を受けましたが、そんな提案をしてくれたのはインヴァランスだけでした。

ここなら、私らしく働ける。そして、夢も実現できると確信しました。

「30代中途で業界未経験?」未経験中途採用ならではの壁にぶつかる

自分なりに覚悟を持って入社しましたが、やはり中途採用ならではの壁にもぶつかりました。当時のインヴァランスは新卒で入社する人がほとんどで、私のように30代、しかも未経験で入社するのは少数でした。しかも、営業職でありながら、内勤のように定時時間を早めてもらい、土・日曜は休みという勤務形態。そのため「中途採用なのに不動産業界未経験?」と周囲から思われているのではないかと考えてしまう時もありました。

ただ、私は「粘り強くやっていけば、できないことはないだろう」「諦めなければなんとかなる」と自分を奮い立たせたり、面接後もサポートしてくださった近藤さんに相談をすることで、日々業務を行いました。

「私らしいワークスタイルでいこう」信頼を積み重ねていくことが、成果・給与という数字に

入社直後はとにかく「不動産投資を提案しよう」と必死でした。しかし、もっとお客様に寄り添った提案をするべきだと気づきました。お客様のライフプランに寄り添い、本当に必要なものを、必要な時に提案する。この姿勢を徹底していると、おのずから信頼を得ることになりました。

そして、得られた信頼は、営業としての成果・給与の数字に明確に表れ、入社1年目で納得のいく年収となり、経済的に自立するという目標は達成することができました。

「私というレアケースで終わらせたくない」もっと多様な人が働ける制度を

インヴァランスでは、不動産会社としてはめずらしい土・日曜休暇、時差出社、時短就業という働き方を準備してくれたほか、入社後も「今は本気で働きたい。今は少しお休み期間に」というモチベーションに合わせた働き方を容認してくれ、1カ月につき最大5万円を補助してくれるベビーシッター制度もあります。

入社時、娘の預け先である保育園が決まっていなかった私は、ベビーシッター制度は大活用しました。ベストな状態で働くために、今でもこの制度を活用し続けています。

ここで大切なのは、「榮留だったから」「榮留がたまたま」というケースで終わりにしないことだと思います。インヴァランスは、元々ある働き方の制度に社員を合わせるのではなく、働き方の制度を柔軟に変化させる考えがあり、一人ひとりの想いやスタイルを尊重し、応援してくれます。私のような働き方を一例として、これからもっと多様な人が働きやすくなればいいと思います。

「母子家庭=貧困ではない」40歳、これからも新しい夢を持ち続ける

一般的に母子家庭は「経済的に厳しい」というイメージがあると思います。実際、シングルマザーだと、時間や経済的に余裕がなく、諦めることも多くなってしまうかもしれません。

離婚後、私と娘は自治体が運営する母子ハウスで約2年間、暮らしていました。その経験もあり、母子の生活をサポートしてくれる場所があれば、「母子家庭=貧困」そんなイメージは打破できるのではないかと考えています。今後の夢としては、母子をサポートするための、シングルマザー専用のシェアハウスを娘とともに運営してみたいと考えています。

インヴァランスでの仕事はもちろん、娘との生活も大切にする。そして「かっこいいママ」でいる。今後も自分の夢を追いながら、働いていきたいです。

出典:シティリビングWeb

バリバリと働きながらも、娘との時間も大切に

マネーリテラシーの向上が人生を豊かにするお金の基本から、投資の実践までをトータルサポート

インヴァランスでは、いきなり不動産投資を始めるのではなく、必要なお金の知識を身につけてもらいたいと考え、マネーリテラシーの向上を目的とした、お金や投資に関する知識と教養を提供するメディアサービス「72(ナナニー)スクール」を展開しています。You TubeやTikTokなどのSNSチャンネルを通じた動画やドコモgaccoが提供するプラットフォーム上でのオンライン講座を通じ、お金や投資に対する役立つスキルが学べます。

また、セミナーやワークショップなどのリアルなイベントも定期的に開催。初心者から経験者まで幅広い層の人たちが参加しています。学びと実践の機会を提供するサービスを通じ、不動産投資を始めるサポートしています。

出典:シティリビングWeb

インヴァランス 公式サイト

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