最近注目を集めている、ゲストへのおもてなしを重視した「おもてなし婚」とは？

結婚式のスタイルが多様化している現在、新たなトレンドとして挙げられるのが「おもてなし婚」。おもてなし婚とは、ゲストに楽しんでもらうことを重視した結婚式のことを指します。

そこで今回は、おもてなし婚とはどのようなものなのか、具体的な演出例とともにご紹介します。気になる方はぜひ参考にして、ゲストと一緒に結婚式を楽しめるように工夫してみてくださいね。

おもてなし婚とは？

おもてなし婚とは、ゲストに喜んでもらうことを目的とした結婚式のこと。近年このおもてなし婚に注目するカップルは増えてきており、主にゲストに提供する料理やギフト、会場設備の充実度を重視する傾向にあるようです。

なぜおもてなし婚が注目されている？

おもてなし婚が注目されている背景に、結婚式への考え方に対する変化が挙げられます。もともと結婚式は、新郎新婦の両家をつなぐ「儀式」という価値観が一般的で、結婚式の内容やプランもある程度決まっていました。しかし、時代が進むにつれて結婚式のスタイルも多様化し、近年では「ゲストへ感謝を伝える」ことを目的に結婚式を挙げたい、という方が増えてきています。そのため、ゲストへのおもてなしを重視するようになってきていると言えます。

おもてなし婚の演出例

【会場編】アクセスのしやすさや設備などを重視する
まずゲストへのおもてなしとして挙げられるのは、会場へのアクセスのしやすさ。送迎バスがある会場では、道に迷わないようにアクセス方法を事前に伝えておくと安心です。また、ゲストの控え室の充実度も重視したいポイント。特に、年配の方や子連れのゲストがリラックスして過ごせるかどうかにも配慮するようにしましょう。

【演出編】料理のクオリティやプログラムを工夫する
披露宴を行う場合、欠かせないのがゲストに提供する料理。ゲスト一人ひとりのアレルギーや苦手なものに配慮するのはもちろんですが、料理のクオリティをランクアップさせたり、高齢者の方や妊婦の方、子どもに合った料理をそれぞれ選んだりといった工夫も大切です。また、料理だけでなく、プログラムにゲストも参加できたり新郎新婦と直接コミュニケーションが取れたりといった演出を取り入れるのもオススメ。

【ギフト編】引き出物にも配慮を
結婚式に欠かせない引き出物も重視したいポイント。引き出物のクオリティを上げたり、ゲスト一人ひとりに合わせたギフトを贈ったりする方も多いようです。また、遠方から来ているゲストには持ち帰りやすいものを選んだり、結婚式の後に配送したりといった配慮も忘れないようにしましょう。

ゲストに配慮し、心から祝福してもらえる結婚式を挙げよう

新郎新婦はもちろん、ゲストにもめいっぱい楽しんでもらえるように工夫する「おもてなし婚」。大切なゲストに心から祝福してもらうためにも、ゲストへの配慮を忘れずに結婚式の準備を進めるようにしましょう。