みんなのギモンどーんと答えます！プラスサイズブランド解体新書【アズ ノゥ アズ オオラカ編 後半】

知っているようで知らないプラスサイズブランドのこと。みんなが疑問に思っていることや気になっていることをブランドスタッフの皆さんに質問してみたら、ぽっちゃりさんへの愛に溢れた回答がたくさん返ってきました。


アンケート取材に協力してくれた19のブランドの中から、２ブランドのエキスパートに安藤うぃ編集長が突撃取材を敢行したアズ ノゥ アズ オオラカ編後半です。
Ando Ui × AS KNOW AS olaca

【左】プレス山本知里さん
2011年新卒入社。店長やエリアリーダーを経て、2018年本部へ異動。2020年ECPR本部事業部長に就任し、2021年よりプレス業務を兼任。
【中央】ショップスタッフ秋山愛理さん
文化服装学院ファッション流通科ショップスタイリストコース卒業後、2023年に新卒入社。現在はAS KNOW AS olaca 横浜高島屋店に勤務。
QUESTION 01
オススメのアイテムを教えてください！
前後２WAYで着られるワンピースです。３つのストライプ生地を使い、スッキリと見えるよう生地の配置や切り替え位置を細かく調整。よく見ると、袖口の近くにテープを貼り付けたようなデザインになっています。こういうワンピって首の後ろが涙あきボタンになっているものが多いのですが、これはゴム仕様になっているのでとても着やすくなっています。

【うぃ着用】あれこれストラワンピース 3（15-17号相当）、5（19-21号相当）￥26,180、シーズナルレースペチパンツ 3（15-17号相当）、4(17-19号相当）￥15,180、ソフトラクカルバレエシューズ M～LL ￥6,490／すべてアズ ノゥ アズ オオラカ（アズ ノゥ アズ）
QUESTION 0２
プラスサイズのフィッティングモデルやモニターはいますか?
フィッティングモデルが社内にいます。毎日のようにサンプルが上がってくるので社内検討会はいつもの光景です。着心地やサイズ、丈感、バランス、特に切り替えやアームホールの位置など着痩せやスッキリ見えるシルエットを意識しながら入念にチェック。どなたにもキレイなシルエットで着ていただけるようにしています。

QUESTION 0３
爆売れしたアイテムはありますか？
2017年にラ・ファーファと実施したPJP（ぽちゃティブジャパンプロジェクト）でAS KNOW AS olaca QUEENに選ばれたごりちゃんとのコラボアイテムです。 ごりちゃんのイメージにピッタリな華やかなカラフルハナとヤワラカハナの2種類の花柄でこだわったアイテムを展開し大好評！ 販売前にインスタなどでも問い合わせを多数いただきました。

 

QUESTION 0４
プラスサイズ市場に参入したきっかけ・想いは？
年々おおらかになっていたアズ ノゥ アズ ドゥ バズの当時の店長が、毎朝アズ ノゥ アズ ドゥ バズの洋服をブラウン管テレビに着せて生地を伸ばしてから着用していたことがきっかけです。そんなおしゃれを諦めたくない社員の行動を代表が知り、2006年にブランドがスタートしました。『どんな人にもかわいさと着心地のよさの両方を叶えたい』という想いを込め、着る人がhappyでいられるブランドを目指しています。

QUESTION 0５
プラスサイズの服作りで最も意識することは何ですか? 
単純にMサイズを大きくするのではなく、社内のパタンナーと相談して「袖の長さはこのくらいあるとスッキリ見える」、「脇のこの部分を広げると着やすい」などおおらかな人ならではのリアルな声をいかし、着やすく、スッキリ見えるように作っています。毎週のブランド会議や検討会などで商品企画のチームと販売チームの意見を共有し、作る前から出来上がった後のフィードバックまで、お客様に喜んでもらうための努力を惜しみません。

QUESTION 0６
最新のトレンドを意識した服作りをしていますか？ 
ベーシックからトレンドまで幅広く展開していますが、共通するのはおしゃれを楽しんでもらいたいという気持ち。オオラカならではの柄や色展開、こだわりのデザインなど気分が上がる服をラインナップしています。例えばトレンドのシアーアイテムは、一見難易度が高いアイテムですが「インナーに着るタンクトップとセットにしたら挑戦しやすいよね」といった想いの部分も大切にしています。

安藤うぃ編集長の取材後記

『うふふポイント』満載の遊び心ある名前やデザインに、誰にどう見られるかだけじゃなく、自分の心の中だけでも「うふふ」とできればそれでいいじゃないか！そんな大切な気持ちを改めて感じたよ♪

華やかな色柄や目を惹くデザインなど、着るだけで毎日が楽しくなるアイテムが充実。【主なサイズ展開：３（15号-17 号相当）、４（17号-19号相当)、５（19号-21号相当) 】

●la farfa 7月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
Photographs／Takeshi Sasaki［モデル］、Tatsuhiro Haraji［取材］
Edit&Text／Uiko Kurihara
※服のクレジットはアイテム名 サイズ展開 ￥〜（税込）の順で表記しています。 ※クレジットの表記がないアイテムはモデルの私物です。