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カビ臭い部屋で寝るとどうなる? カビの匂いを消す方法や寝室など部屋のカビ対策も

  • 2024.7.26

カビの部屋で寝ると良くないことだらけ

イエコレクション iecolle

カビ臭い部屋で寝ると良くないことだらけ。
良いことはひとつもないので、発生する前に布団や寝室のカビ対策をしましょう。
すでに寝室や布団にカビが生えてしまったなら、カビの匂いを消す方法やカビの取り方を学んでください。

カビ臭い部屋で寝るとどうなる?

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カビ臭い部屋で寝るとどうなるのでしょうか。
カビの生えた布団で寝るリスクを紹介します。

【カビの生えた布団で寝るリスク】肺炎

カビの部屋で寝ると肺炎になることも。
健康な人はカビが体内に入っても免疫がやっつけてくれたり、くしゃみなどでカビを排出したりできます。
しかし体が弱い人や子供、老人などがカビの生えた布団で寝ると、肺炎になってしまうかもしれません。

【カビの生えた布団で寝るリスク】シックハウス症候群

カビの生えた布団で寝るリスクとして、シックハウス症候群の発症があげられます。
カビの胞子が多く舞うと、目、鼻、喉といった粘膜の不調だけでなく頭痛まで引き起こすことも。
特に、湿気がたまりやすい現代の高気密住宅に多い疾患です。

【カビの生えた布団で寝るリスク】アレルギー

カビの部屋で寝るとアレルギーを発症するリスクも高くなります。
カビに体が反応してじんましんや鼻水、目の痒みなどの症状が出るほか、元々あるアレルギーが悪化するケースも。
アレルギー反応は、特に夜間の寝室で出やすいです。

【カビの生えた布団で寝るリスク】不眠

アレルギーやシックハウス症候群を発症してしまうと、なかなか寝つけなくなります。
また入眠しても免疫反応は起こるので、眠りが浅い状態が続きます。
それだけでなくカビ臭い部屋で寝ると、単純にカビの匂いがストレスになって不眠にもつながります。

寝室などのカビの匂いを消す方法

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カビの部屋で寝ると悪いことだらけ。
ここでは、寝室などのカビの匂いを消す方法を紹介します。

部屋の換気

カビの匂いを消す方法として、一番簡単なのが部屋の換気です。
できれば2カ所以上の窓を開けて、寝室にこもったカビだらけの空気を逃しましょう。
窓が1カ所しかないなど、部屋の空気がうまく流れない場合はサーキュレーターを使ってください。

アルコール・熱湯除菌

アルコール・熱湯除菌で、部屋のカビの匂いを消す方法もあります。
カビは熱に弱いため、熱湯をかけてカビを死滅させることができます。
またアルコールにも弱く、寝室の壁など熱湯消毒できない場所はアルコールを使うのがおすすめです。

消臭剤

カビの匂いを消す方法としては、消臭剤を使うという選択肢もあります。
消臭と消毒が同時にできる消臭剤など、その種類はさまざま。
一時的にカビの匂いを消すことはできますが、根本解決にはならないので一緒にカビ取りも行いましょう。

脱臭機・空気清浄機

カビの匂いを消す方法を探しているなら、脱臭機・空気清浄機を取り入れてみてください。
脱臭機や空気清浄機を購入する際は、寝室の空気中に舞うカビの胞子を除去できるものを選びましょう。
アレルギーやシックハウス症候群に悩む人におすすめのアイデアです。

布団についたカビの取り方

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布団についたカビの取り方をいくつか解説します。
布団の種類やカビの状況に合う取り方を実践してください。

重曹を使う取り方

用意するものは重曹水と消毒用エタノール、タオルとティッシュです。
布団についたカビを濡らしたティッシュでしっかり拭き取り、そこに重曹水を吹きつけます。
3分ほど放置したら、タオルで叩いて拭き取ります。
さらに、消毒用エタノールをつけて5分ほど置き、タオルで叩いて拭き取ってください。
部屋干しして布団が完全に乾いたら完了です。

塩素系漂白剤を使った取り方

用意するものは塩素系漂白剤とバケツ、タオル、ゴム手袋です。
塩素系漂白剤は刺激があるので必ず窓を開け、ゴム手袋をつけて作業を行います。
やり方は水で濡らしたタオルに塩素系漂白剤をつけ、布団のカビを拭き取るだけ。
拭き取った部分が完全に乾いたら完了です。
脱色してしまうため、色柄ものの布団のカビ取りは避けましょう。

酸素系漂白剤を使った取り方

用意するものは酸素系漂白剤と歯ブラシ、お湯、ゴム手袋です。
酸素系漂白剤も刺激があるので、必ず窓を開けゴム手袋をつけて作業を行います。
酸素系漂白剤は規定に基づいて40度~60度のお湯に薄め、布団を1時間つけ置きします。
その後、残ったカビは歯ブラシで擦って落とします。
洗濯機ですすぎと脱水をし、天日干しして布団が完全に乾いたら完了です。

業者やクリーニングに依頼

布団のカビ取りを業者やクリーニングに依頼することも考えてください。
カビ取りを自己判断でやると、布団がダメになったり変色したりするリスクもあります。
大掛かりで大変、布団がダメにならないか不安という人は、いっそ専門の人に頼んでみましょう。

寝室・布団のカビ対策

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カビの部屋で寝るとデメリットしかありません。
そうならないためにも、寝室・布団のカビ対策を紹介します。

こまめな換気

温度や湿度が高い部屋は、カビにとって居心地の良い環境です。
定期的に部屋を喚起して、外から新鮮な空気を取り入れてみましょう。
基本的に、マンションなどの高気密住宅についている24時間換気は消さないようにしてください。

こまめな掃除

カビを生やしたくない寝室や布団はこまめに掃除しましょう。
カビは人の皮脂や食べ残し、ダニや髪の毛、ほこりなどを餌にして増殖しています。
毎日ちょっとずつ布団や寝室の掃除をして、カビが増えにくい環境を作りましょう。

寝具・カーテンを干す

カビ対策で大切なのが、定期的に寝具・カーテンを干すこと。
日光には消臭や殺菌効果があります。
丸洗いが難しい布団やカーテンは1週間~2週間に1度くらい太陽の下で天日干ししましょう。
天気が悪い日が続く場合、布団乾燥機などを使って布団の湿気を取り、菌を死滅させるカビの取り方も。
乾燥機を使ったあとは、クリーナーでしっかり布団を掃除してください。

湿気を溜めない習慣

カビ対策として、寝室や布団に湿気を溜めない習慣をつけてください。
布団を年中床に敷きっぱなしという人は、しばらく湿気を逃がしてから押し入れに入れる習慣をつけるといいです。
布団を敷くときは壁から離す、シーツはこまめに洗濯するなど、小さなことでもカビ対策になります。
湿度対策としてエアコンは除湿機能を使うなど、日々工夫して生活してみましょう。

まとめ

カビ臭い部屋で寝るとどうなるか、カビの生えた布団で寝るリスクなどを詳しく解説しました。
カビの部屋で寝ると、アレルギー症状が出たり、肺炎になったりすることがあります。
またカビが生えてしまったら、匂いを消すだけでなく、カビを消滅させて対策することが重要です。
布団のカビの取り方を参考に、清潔な寝室を実現してください。

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