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【寝室の天井にカビが生えた】賃貸部屋のカビ取り方法や黒カビの原因、対策も

  • 2024.7.26

和室や寝室の天井に黒カビが生える原因

イエコレクション iecolle

まずは和室や寝室といった部屋の天井にカビが生える原因を解説します。

埃が溜まっている

目に付きにくいですが、天井や高い壁にも静電気で埃がくっついています。
埃はカビの栄養分であり、湿気を吸いやすいのが特徴。
それゆえに、和室や寝室の天井に埃が溜まるとカビの原因になってしまうのです。

換気不足・湿度が高い

換気頻度が低いと、それによって部屋の湿度が上がり天井のカビの原因になることがあります。
特に新築や賃貸マンションといった気密性の高い家は、いつの間にか天井に黒カビが生えていた、という事態にもなりかねません。

雨漏り・漏水している

古い賃貸アパートなどは、気付かぬうちに雨漏りをしていて天井に黒カビが生えることも。
また天井にシミや壁紙の浮きがあるときは、上の階などから漏水している場合もあるので大家さんに相談しましょう。

部屋の日当たりが悪い

和室や寝室といった部屋の日当たりが悪いことも、天井にカビが生える原因のひとつ。
天井には陽の光が届きにくいので、黒カビが生えてしまうことがあるのです。
特に天井の四角の方は陽に当たりにくく、カビだらけになってしまうこともあります。

寝起き後の布団

寝室の場合、寝起き後の布団が原因となって部屋の天井にカビが生えているケースもあります。
布団には水分が溜まっているので、部屋を換気せずにそのまま放置しておくと天井や壁紙が湿気を吸い込んでしまいます。
朝起きたらなるべく布団はすぐ片付けるのがおすすめです。

天井のカビ取り前に準備しておくもの

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和室や寝室の天井のカビ取りをする前に、まずは準備をしましょう。
部屋のカビ取りにはアルコールスプレーなどのカビ取り剤を使うので、必ず汚れても良い服装で行います。
また、どんな落とし方をするにも必要なのがビニール手袋やマスク、薬剤が目に入るのを防ぐためのゴーグル・メガネなどです。
脚立や安定した台も必ず使うので用意しておいてください。

部屋の天井に生えたカビの落とし方

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それでは、寝室や和室の部屋の天井に生えた黒カビの落とし方を解説します。

塩素系漂白剤で落とす

カビは塩素系漂白剤を使う落とし方が有効。
塩素系漂白剤を使うときは、最初に目立たない場所でテストするのがおすすめです。
やり方は、天井直下にあるものをどかすかビニール袋などで覆って保護します。
漂白剤をキッチンペーパーを付けて天井のカビに貼り、5分ほど放置して雑巾を付けたフローリングワイパーで拭き取ったら完了です。

アルコール除菌スプレーを使用

アルコールスプレーを使った黒カビの落とし方です。
まずフローリングワイパーに雑巾やキッチンペーパーを取り付けてアルコールスプレーでしっかりと湿らせます。
そのまま天井を拭いてカビ取りをしましょう。
アルコールスプレーは比較的安全ではあるものの、塩素系漂白剤よりもカビの落ちが悪いです。

次亜塩素酸ナトリウムを吹き付ける

次に次亜塩素酸ナトリウムの水溶液を吹きかける落とし方。
次亜塩素酸ナトリウム1に対し水3の水溶液をスプレーボトルに作り、天井に吹きかけて1時間ほど放置します。
その後は雑巾などでしっかり水溶液を拭いてください。
この濃度だと塩素系漂白剤と同じく体に入ると危険なので、必ず前準備をしておきましょう。

哺乳瓶や赤ちゃんのおもちゃの殺菌もできる次亜塩素酸水です。
比較的安全性が高く、希釈度合いによって除菌、消臭、カビ取りやウイルス対策までできるのが特徴。
部屋中に使えるので、ひとつ持っておくと便利でしょう。

エタノールを活用

アルコールの一種である、エタノールを使った天井のカビの落とし方を紹介します。
やり方は、天井のカビが生えている箇所にエタノールスプレーを吹きかけ、水で濡らして絞った雑巾で拭くだけ。
最後に、カビ予防として再度エタノールスプレーを噴霧するのがおすすめです。

頑固な天井のカビは専門業者に依頼する

なかなか取れない頑固な天井の黒カビは、業者に頼むのもひとつの手です。
専門の業者であれば天井を傷付けることなく、すっきりカビ取りしてくれます。
また、業者は専用のカビ取り剤などを使用するため、カビを根本から除去できるのも魅力。
カビ取り後に防カビコーティングといったオプションを付けられるのも業者に頼むメリットです。

賃貸部屋の天井のカビはどうする?

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賃貸物件の天井にカビが生えている場合、まずは大家さんに相談してください。
構造上の問題でカビが発生した場合は大家さん、入居者の行動でカビを発生させている場合は自己負担になります。
また自分で行うカビ取りで天井を痛めたり脱色したりすると、さらに現状復帰費用がかかる恐れがあります。

【賃貸にも】部屋の天井のカビを予防する方法

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ここからは、部屋の天井のカビを予防する方法を紹介します。

掃除する

埃はカビの温床なので、天井のカビを予防したいなら、賃貸も持ち家も部屋の中を掃除するようにしましょう。
壁や天井に付着した埃は掃除しにくいですが、掃除機や粘着タイプのカーペットクリーナーを使って除去できます。

こまめに換気する

部屋の中の湿気を逃すためには毎日の換気が大切。
24時間換気がある賃貸マンションや家は気密性が高いので、寒いからと塞いだり閉じたりせずに常に開けておくようにしてください。

結露を拭き取る

冬場に部屋を暖めると、外気温との差でガラス窓や玄関ドアなどに結露が発生することがあります。
浴室周辺を含め、こまめに結露を拭き取ることで天井のカビ対策に繋がるでしょう。

部屋干しは風通しの良い場所で行う

洗濯物を部屋干しすると、洗濯物の水分が壁や天井などに溜まってしまいます。
できるだけ通気性の良い部屋で部屋干しを行い、完了したら換気して湿気を逃すようにしましょう。

カビ対策グッズを使う

防カビ剤といったカビ対策グッズを活用するのもおすすめの方法です。
燻煙タイプのものや、湿気を吸い取るものなど、カビ対策グッズは種類豊富なので、部屋や目的に合うものを見つけましょう。

まとめ

今回は、和室や寝室の天井に生えるカビの原因とその落とし方について解説しました。
天井に黒カビが生える原因はさまざまですが、やろうと思えば自分でカビ取りが可能です。
ただし、カビ取り剤が目や口に入ると大変危険なので、必ずゴーグルやマスクなどを着用しましょう。
自分でカビ取りするのが不安な人は、賃貸なら大家さんに相談してみる、持ち家なら業者に頼むのがおすすめです。

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