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10代娘の出産に親の協力は必要不可欠。覚悟を決めるしかない|娘の彼氏を認めない

  • 2024.7.26

このお話は、高校1年生のサオリが予期せず妊娠し、親の思いや性行為の責任の重さを考えながら結論を出すお話です。怒ってばかりで話しやすい環境を作れず、娘の妊娠を招いてしまったと後悔するサオリの母。彼氏親子の言動や、10代での出産の厳しさを考えた両親は、サオリと赤ちゃんを守る覚悟を決めます。もっち(@mocchi_kakei)さんによる『娘の彼氏を認めない』第30話をごらんください。※この連載には妊娠中絶にまつわる表現が含まれます

高校生での出産を許す以上、親のサポートは必要不可欠ですが、簡単なことではありません。それでも娘の意思を尊重し、覚悟を決めた両親の愛に、胸が熱くなります。

一方、サオリから電話を受けた彼氏・ユウキは、まだどこかひとごとな感じが否めません。親ではなく自分はどうしたいのか、しっかり向き合って考えてほしいものです。

望まない妊娠をしないために、正しい性の知識が大切

高校1年生の夏休み明け、同学年のユウキと付き合い始めたサオリ。ユウキを良く思わない母へのいら立ちから、母との衝突が増えていたサオリですが、生理が2か月遅れていることに気がつきます。妊娠検査薬を使ってみると、結果は陽性でした。

産むか産まないかを両家で話し合いますが、無責任な発言を繰り返すユウキ親子。妊娠騒動から時がたつにつれて、サオリは自分がしたことの過ちや責任の重さ、愛情ゆえの親の厳しさに気づくことができました。

未成年での妊娠は、手放しに喜べない場合があります。心身への負担も大きく、人生への影響もとても大きいものです。赤ちゃんが欲しい状況でない性行為は、避妊しなければなりません。10代のカップルも、パートナーときちんと話し合っておく必要がありますね。

また、望まない妊娠をしない・させないために、家庭での性教育も大切です。正しい性の知識を身につけられるよう、妊娠のしくみや性行為の責任について会話ができる親子関係でありたいものですね。

著者:NAKAMA

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