パート主婦は「疲れた」って言っちゃダメなの？ 夫の【嫌味な一言】にモヤモヤが止まらない！

結婚して同じ相手と長い時間を共にしていると、相手の嫌な部分が見えてくることも。相手の一言にモヤモヤやイライラすることもあるでしょう。今回は私の友人A子から聞いた、子育て中のパート主婦をラクだと思っている（！？）夫の一言にモヤモヤした話を紹介します。

正社員からパート社員へ

A子は2人の子どもが生まれてから「家族との時間をもっと増やしたい」という思いが強くなり、転職を決意。総合職の正社員という立場を捨て、家の近くの商社でパートの事務として働き始めました。9時から15時まで働き、子どもの幼稚園や習い事の送迎、買い出しや夕食作りなど家のことはすべてA子が担当していました。夫は朝早くに出発し、帰りは夜遅く。A子は平日はワンオペで子どもたちを育てていました。

夫にその日あったことを話していたら……

パート先では貿易事務の仕事をしているA子。繁忙期真っ只中だったその日は、仕事も特にバタバタしており、子どもも体調が優れないなどいろいろと大変なことが重なってしまいました。

子どもを寝かしつけたあとキッチン周りを掃除しているときに夫が帰宅。その日の出来事をA子が話していたのですが……。

夫のとんでもない一言

A子はついつい「大変だった」「疲れた」など自然と愚痴っぽくなっていました。すると夫はため息交じりで、「はあ……たかがパートなのに疲れるとか俺の前で言うなよ」と、全パート主婦を敵に回すような一言を夫が発したのです。

パート主婦だって疲れる！

確かに激務の夫にとって、パートの仕事はラクに見えるのかもしれません。しかし、A子は仕事が終わってからも、休む暇なく育児に家事に家族のために尽くしています。

夫の一言にモヤモヤが止まらず、反論したくなったA子でしたが、喧嘩になるだけだと思い無言を貫きました。すると、無言のA子がとても怖く感じたのか言い過ぎたと反省したのか、夫は「まあ、疲れるか……」とフォロー。A子の怒りも少しは収まったのでした。

言ってはいけない一言を発してしまったあとの対応が重要です。悪気はなかったのでしょうが、A子の夫は「やってしまった！」と自分で気づいてくれたのでよかったですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：ichika.K