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子持ちは優遇されている?時短に否定的だった女性が妊娠し、考えが変わったこと

  • 2024.7.26

妊娠し子どもが生まれると思い通りに働けず、もどかしい思いをした人はいますか?できることなら、前のように働きたい、周りに迷惑をかけたくない。そんな思いを抱いている人もいるでしょう。しかし、妊娠中は自分の体調に左右され、出産後は子どもの体調に翻弄され、なかなか思うような働きができませんよね、今回ご紹介する作品はとある女性が痛感した、女性が働く難しさを描いています。神谷もち(@mochidosukoi)さんの作品『女女平等』です。どうぞご覧ください。

キャリア志向の人生。時短勤務の女性が気に入らない

主人公のゆりこは独身。恋人はいますが、結婚の予定もなくあまり子どもも好きではありません。自分が築き上げたキャリアを大切しており、自分でも頑張ってきたと思っています。

大変な思いをしても、なんとかここまでやってきたゆりこ。そんなゆりこの部署に、二児の母である女性が時短勤務で入社します。子持ちはなぜか優遇される、そんなイメージがあったゆりこはおもしろくありません。

誰でも平等に。もちろん自分が妊娠しても、そうできると信じていた

ゆりこは、時短勤務に加えて何かと優遇されているように見えるワーママ社員に対してイライラが止まりません。子どもの体調に合わせて遅刻、早退は当たり前。そして定時ぴったりに帰る。そんな働き方が理解できないようです。

子どもの有無・性別は関係なく、平等であるべきだというスタンスのゆりこなのでした。

想定外の妊娠で、子どもを宿す苦労を知る

そんな折、ゆりこは妊娠が発覚します。自分なら育児も仕事もすべて完璧にこなせると自信満々のゆりこでしたが…。

妊娠前は、つわりがこんなに大変なものだと知らなかったゆりこ。出勤したくても、思うように出勤ができず、もどかしい思いをすることも。こうして自分と違う人の立場を経験し、ゆりこには少しずつ変化が表れます。

まるでしっぺ返し…働きづらさを痛感

妊娠、そして出産、育児を経験するゆりこ。いかに女性は働きにくい社会に身を置いているか痛感します。子どもをパートナーに預けたくも、パートナーが応じてくれないこともあります。子どもを預けるには一定のルールを守らなければなりません。

職場に迷惑をかけてると一番感じてるのは本人ですよね。遅刻、早退をする申し訳なさ、子どもに寄り添いたい気持ち、いろいろなものと葛藤をしているはずです。

ゆりこはしっぺ返しのように、社会の洗礼を受けます。しかし、本来はこういった目には目を、ではなく、誰もこのような思いをせず、仕事も子育てもしやすい環境であることが一番ですよね。

著者:ゆずプー

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