子どもの習い事の送迎で「ついでに乗せて♪」「駅までおねがーい♡」悪びれる様子のないママ友

ママ友との付き合い方に悩んでいる人は、意外と多いものです。子ども同士の付き合いもあるので、苦手な相手でも上手く付き合うには……なんて、頭を悩ませる人もいることでしょう。
筆者の友人A子さんは、少し変わったママ友にウンザリしてしまったようです。何があったのかA子さんから話を聞きました。

スクールに通う娘。楽しそうでよかった！

A子さんの娘は小学生に上がってから、習い事に通うことになりました。
とあるスクールなのですが、娘は自ら「やってみたい！」と興味津々。
家から少し遠いので悩みましたが、娘の意思を尊重してやらせてあげることにしたのです。

通う時間や距離を考えて、送迎は車で行っていました。
住んでいる地区が違うので、周りは知らない人ばかり。
それでも娘はそのスクールを心から楽しんでいて、本当に嬉しく思いました。
A子さんもそこで知り合ったママ達と仲良くなれて、一安心していたのです。

ある日、スクール終わりに外を見れば大雨。
天気予報では晴れていたので、傘を持って来ていない人も多いようでした。

すると、玄関で立往生しているBママが目に入ったのです。
何度か話したこともあり、Bママ達が電車でスクールに通っていることも知っていました。
そしてその駅は、A子さん達の通り道でもあったのです。

すぐさま声をかけ、Bママ親子を駅まで送ってあげることにしました。
何度も感謝されて、「良い事が出来たな」なんて思っていたのです。

ところが、これが最悪の始まりとなってしまうことに……。

その日以来、Bママから頻繁に話しかけられるようになりました。
それ自体は別にいいのですが、帰ろうとするとBママがひっついてきて、

「そろそろ帰るよね？駅までおねがーい♡」

なんて言いながら、車に乗り込もうとしてくるのです。
もちろん通り道に駅を通るので問題ありませんが、当たり前かのように送迎を求めるのは違うのでは？と、モヤモヤ。
何度か「買物に行く」などと言って断ってみましたが、

「偶然！私も買物しようと思ってたの！どこ行く？」

と、全くめげないBママにはウンザリしてしまいました。

別のスクールに変更するか悩みましたが、娘はここに通う事を心底楽しんでいたようでした。
悩みに悩んだ結果、結局別の時間帯のクラスに変えることにしたのです。

時間帯が変わったのでBママ親子と会う事はなくなりましたが、正直別の時間帯だと家事の都合が悪い……。

それでも、これ以上関わりたくないので仕方ないと、ため息をついたA子さんだったのでした。

悪気はないのかもしれませんが、相手に迷惑をかけるほどの図々しさは、本当に困りますよね。
わざわざこちらが避ける必要を考えるとモヤモヤが残ると思いますが、そういうタカリ精神の人とは離れることが正解だと思います。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：Yuki.K