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暑すぎる今こそ「冬物を洗え」というXの教えを実証!ダウンも2~3時間で乾く、は本当か?

  • 2024.7.26
暑すぎるぜ!!!! 出典:Togetterオリジナル

Togetterオリジナル編集部のふ凡社です。

連日気温30度超えは当たり前、最高38度くらいまで行く日も珍しくなくなってきた日本の夏。どこに行っても人肌程度の温もりに包まれる地獄と化しているが、X(Twitter)ではこの暑さを有効活用できる家事についての注目が集まっている。それは

今のうちに冬物の防寒具や毛布を洗っておく
出典:Togetterオリジナル

というもの。元となった投稿によると、「気温35度のときなら、軽く脱水して水滴が滴るような状態でも陰干し2~3時間でダウンジャケットが渇く」とのこと。

陰干しでもそんな短い時間で乾くの!?本当に!?となったので、実際に試してみた。

雷が鳴り始めて2時間くらいしか干せなかったが…

さっそく箪笥から冬物のダウンジャケット2着を取り出す。今年のシーズン終わりに横着して洗っていなかったので、長期間放置したあとタンスに入れっぱなしにしていた衣類特有の重たい臭いがする。

洗濯機のモードを「おしゃれ着洗い」にして洗濯し、ベランダに物干し台を移していざ乾燥開始。時刻は午前11時、今日も今日とて最高気温36度の灼熱日和だ。

さぁどれくらいで乾くかな 出典:Togetterオリジナル

と思ったら、2時間くらいで雷が鳴りだした。おいおいおい勘弁してくれ、予報にはなかっただろう。

仕方がないので、道半ばでいったん取り込んだ。触れて進捗を確認してみよう。

もうほぼ乾いてる 出典:Togetterオリジナル

あれ?もう8割方乾いてるな!?

ダウンの表面はほぼカラッカラ、袖の内側や、脇のあたりに手を入れるとまだほんのり湿っているのを感じるが、それでも大部分は乾いている。もちろん、嫌な臭いも消えてさっぱりした良い香りだ。凄い、これが暑さの力ってやつか。

袖の内側はまだほんのり湿ってる 出典:Togetterオリジナル

そのあと結局、雨が降っている間に1時間程度家の中で扇風機を当てていたら、9割9分乾いてしまった。もはや外に出しなおす必要もなかった。

そもそもダウンの中身は吸水性に乏しく、洗濯をしても濡れるのはほぼ表面だけなので、2時間くらいの陰干しでも、この暑さならほぼ乾いてしまうというわけだ。勉強になった。

最も乾きにくい「巨大クッション」はどうか

では、吸水性抜群のものだとどうか。我が家の巨大な綿クッションでも試してみた。

我が家では洗濯物を基本的に室内乾燥機を使って部屋干ししているのだが、この巨大クッションは室内乾燥機を使っても完全に乾燥するのに1日半くらいかかる。これが冬場だとさらに遅い。家では長年、乾燥しにくいアイテムの首位に君臨している。

この子がまぁ~乾きにくいんだ 出典:Togetterオリジナル

翌日も最高気温は36度。もう勘弁してくれと思いながら、クッションを干し始める。時刻は前日と同じく11時スタートだ。

3時間経って触ってみると、表にした面は8割方乾いていた。裏側はまだ湿っていて、全体としては6割くらいの乾燥っぷりといったところ。さすがに3時間でカラッカラ、とはいかないが、いつもの乾燥時間に比べると素晴らしい進捗だ。

6時間経てば、表面は両面ともカラカラに乾き、内側の綿にはほんのり湿り気が残っているのを感じるくらいまで乾いていた。はや~~~~い!!!!!

素晴らしき太陽の力 出典:Togetterオリジナル

ちなみにこの日は曇りの時間がほとんどだった。これが、快晴だとさらに乾燥は早いだろう。せっかくだから、この調子で毛布や他のクッションなどもガシガシ洗って乾かしまくろうと思う。

ただ暑さにやられる一方で不服を感じている側としては、「この暑さを利用してやったぜ」「もっとカンカン照ってくれたっていいんだぜ」と少しは溜飲も下がる。精神衛生的にも、今のタイミングで冬物を洗濯してしまうのはおすすめだ。

文:ふ凡社 編集:Togetterオリジナル編集部

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