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眉メイク【成功する8つのルール】上手に描く方法、眉に軽さを出すコツetc.

  • 2024.7.25
教えてくれたのは…

「W EYE BEAUTY表参道本店」統括マネジャー

SAORIさん

Japan Eyelist College表参道校認定講師、日本化粧品検定1級など多くの資格をもち、美容師・美容部員を経て、アイコーディネーターに。多彩な経験と似合わせ知識で大人世代の支持を集め、年間3000人の眉を手がける。整形級に垢抜ける美眉情報はInstagramでチェック。@saori000917
トータルアイビューティーサロン『W EYE BEAUTY表参道本店』@weyebeauty

1. 眉毛メイクに「アイブロウペンシル」はやっぱりマスト!

アイブロウペンシルを使っていないという人も、現状に納得いかない・変化を出したいと思うなら、ぜひ「まずはペンシルで描く」ことを見直してみて!

SAORIさん

自然でリアルな眉を描くには、先にペンシルでベースをつくり、それをパウダーでぼかす、という手順がおすすめです。毛が欲しいところだけに的確に描き足せるのはペンシルならでは。アイブロウパウダーはブラシを使いますが、ブラシは毛の集合体なので、欲しいところだけに色をのせているつもりでも、必要のないところに色がのってしまうことも。結果“全体がなんだか濃く見える”ということが起こりやすくなります。


アイブロウペンシル→アイブロウパウダー→最後に、アイブロウマスカラで毛全体の色味を整える、というのが眉メイクのベーシックな手順です。

2. 「ペンシルで描くと浮く」なら、芯の太さを見直して!

アイブロウペンシルを敬遠する理由の1つとしてよく聞かれるのが「不自然に見えること」。「ペタッと貼りついた印象になる」「ふわっと見えない」などの悩みも同様です。そんな悩みを解消したいなら、まずはペンシルの芯の太さに注目を!

SAORIさん

リアルな毛を描くためには、毛の太さとペンシルの太さを近づけることがポイントです。もとの毛が細いのに、太め芯のペンシルを使うとなると、なじませるのはかなり難しいです。眉頭付近の毛の太さに近い、細芯タイプを選ぶとより自然に仕上がりますよ。


ちなみに、シャープナーを使って削るタイプは、削り方次第で芯の太さがバラついてしまうことも。眉メイクが苦手という人や初心者さんは、芯の太さが一定の繰り出しタイプを選ぶのがおすすめです。

SAORIさんおすすめの「極細ペンシル」

SUSIE EXPT. スージー スリムエキスパートR
SUSIE EXPT. スージー スリムエキスパートR

01 ライトブラウン

¥1320

日本人の眉の毛の太さに近く、リアルに描ける0.94mm芯!

セザンヌ 超細芯アイブロウ
セザンヌ 超細芯アイブロウ

08 ビターグレージュ

¥550

ひと塗りで色がつき、眉のフレームも描きやすい

3. 「毛を1本1本描く」は上級テク。眉頭は「点を描く」が◎!

「ペンシルで毛を1本1本プラスするイメージで描く」とは、眉メイクのハウツーでよく聞かれる説明。ですが、この方法だと眉尻側はなんとなく描けても、眉頭側が濃くなってしまうという人も。

SAORIさん

眉頭がうまく描けないというお客様におすすめしているのが、眉頭は“毛を1本1本”ではなく“点”で描く、ということです。ペン先を軽く当てるようにチョンチョンと点を描く方法なら、“眉頭が濃くなりすぎる”という心配はかなり軽減されるはず。
毛を1本1本足すように眉頭を描くとなると、毛の角度や濃度の調整など、ある程度のテクニックが必要になります。


“点描き”を成功させるためにも、眉頭の毛の太さと同じくらいの“細芯ペンシル”をチョイスして。

4. 「ペンシルの色がのらない」なら眉用コンシーラーを使って

「眉毛が生えていない部分は、眉ペンシルだとあまり色がのらない……」というお悩み、意外と多いのです。その原因の多くは、眉まわりのスキンケアがきちんとなじんでいないこと。

SAORIさん

眉や眉付近のスキンケアがあまりなじんでいないために、うまくメイクできないというケースも見られます。メイクのもちにも影響するので、細かい部分も忘れずにしっかりなじませましょう。それでも色がのらないなら、眉まわりのスキンケアは化粧水のみにするなど、油分を控えるのも手です。
また、眉用コンシーラーもベストツール! 油分の少ないタイプを眉まわりに仕込んでおくと色がのりやすくなりますよ。ただし、コンシーラーの上を眉ペンシルで描く際は力加減に注意。ヨレないようやさしく描きましょう。


たとえばこんなアイテム!

ヴィセ ヴィセ リシェ アイブロウエンハンサー
ヴィセ ヴィセ リシェ アイブロウエンハンサー

ナチュラルベージュ

0.55g / ¥1210(編集部調べ)

のびがよく、薄膜で眉まわりを明るく整える。

5. 「やさしく描く」も超重要。力の入れすぎが「不自然」のもと!

芯の太さを見直して、点描きして、眉用コンシーラーを取り入れても「ペンシルでうまく描けない!」と感じるなら、描くときに力を入れすぎていることが原因かも。

SAORIさん

新規のお客様に眉メイクのレクチャーをすると“こんなに弱い力で描くの!?”といつも驚かれます。それくらい、力が入りすぎている方が多いんです。みなさんが思っている以上に圧は弱めで十分。肌に軽く触れる程度のやさしい力で描いてみてください。


「やさしく描く」も超重要。力の入れすぎが「不自然」のもと!

くっきり描くのではなく、ふんわり色づけばOK。ヒジを机に置いた状態でアイブロウペンシルを持って描くとブレにくくなり、力加減が安定しやすく。

6. アイブロウパウダーは細めのブラシでのせるのがおすすめ

アイブロウパウダーの大事な役割は“眉を描く”より“ペンシルで描いた箇所をぼかしてなじませる”こと。

SAORIさん

眉ペンシルで描いた点や線をなじませる“陰影役”を担うのが、アイブロウパウダーです。一気にぼかそうとするのではなく、少しずつパウダーをのせることで上品で洗練された印象に仕上がります。今回紹介するブラシは、アイライナー用のもの。小回りがきくので、繊細な作業が行いやすいんです。
休日メイクなど、カジュアルな雰囲気に仕上げたい場合は太めのブラシを使うといいですよ。


SAORIさんおすすめの“アイブロウ”ブラシ

SHISEIDO メーキャップ KATANA FUDE アイ ライニング ブラシ
SHISEIDO メーキャップ KATANA FUDE アイ ライニング ブラシ

¥2640(編集部調べ)

粉含みがよく、細い先端でピンポイントに陰影が描ける優秀ブラシ!

7. 「アイブロウマスカラを塗るとボテッとする」なら、サラッとしたテクスチャーにスイッチ!

眉マスカラを塗ったときにふとよぎる「なんだかボテッとして見える」という違和感。これは、眉マスカラの粘度が毛質と合っていないことが原因かもしれません。

SAORIさん

こういったお悩みは、濃いめ眉の方に多いですね。眉マスカラの液がしっかり粘性のあるタイプだと、毛にのせたときにボリュームアップして見えることがあります。そういう場合は、粘度の低いサラッとした液のマスカラを使うと、ナチュラルな印象に仕上がりますよ。


SAORIさんおすすめの「サラッとしたアイブロウマスカラ」

Fujiko マジカルアイブロウカラー
Fujiko マジカルアイブロウカラー

02 ライト ブラウン

3g / ¥1408

ブラシが小さく、さらに15度の角度がつけてあって抜群に塗りやすい!

SUSIE EXPT. スージー エキスパート ニュアンスアイブロウ マスカラ
SUSIE EXPT. スージー エキスパート ニュアンスアイブロウ マスカラ

02 ナチュラルブラウン

¥1320

ブラシのコンパクトさに加えて、おしゃれなカラバリが特長。

8. 「眉マスカラが発色しない」なら、想定以上に明るい色を使ってみて

黒々とした眉毛の場合、明るい色の眉マスカラを塗ってもあまり変化が見られず「地毛が色をはじいちゃってる?」と感じることも。

SAORIさん

黒の色素がしっかりとある眉の場合、思っている以上に明るい色を塗らないと、なかなか発色しないんです。たとえば黒髪やダークな髪色の方は、髪色に合わせて落ち着いたカラーの眉マスカラを選ぶことが多いと思いますが、するとあまり変化を感じないということが起こりがちです。
黒の印象をやわらげたいなら、現状使っているものより1〜2トーン明るい色の眉マスカラを選ぶのがおすすめです。


眉マスカラでかなり印象が変わる!

眉マスカラでかなり印象が変わる!

使ったのはこの眉マスカラ

KATE 3DアイブロウカラーZ
KATE 3DアイブロウカラーZ

BR-3 ピンクベージュ

¥935(編集部調べ)

自眉の黒を抑えるパールを配合。軽やかなテクスチャーでふんわりした印象に。

撮影/伊藤泰寛 監修/SAORI モデル/yukapi(VOCEアンバサダー) 取材・文/長江悠祐子

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