夏にこそ、文字通り“地球とつながる”アーシングを勧める理由《元ホステス・藤島佑雪が教える開運↑美女になる方法》

地に足をつけ、心身のバランスを整える

そろそろお休みに入られる方もいらっしゃるのではないでしょうか。この夏、ぜひともお試しいただきたいのが、地に足をつけて自分を解放し、邪気を祓うリトリートです。靴を脱ぎ、裸足になって大地に足をつけることで、地球のエネルギーを取り込み、心身のバランスを整えるtipsのご案内です。これ、最近、アーシングやグラウンディングなどと呼ばれていて、それぞれ効果が違うとか違わないとか、いろいろ言われていますが、わたくし的には呼び方は関係ないかなと思います。

裸足で地面に触れることは、すなわち地球とつながること。体内に溜まった余分な電気が放電され、血流がよくなり、自律神経も整う効果が期待されるともいいます。あくまでも私の体験談ですが、実際、これをやった日は寝つきも翌朝の目覚めも格段によくなります。

要はその後の効果も含めて心地いいか、そうでないかが重要。心地よい行動は運を呼び、不快な行動はツキを落とすというのは開運の基本です。裸足で地に足をつける行為は心地よくて、すごく簡単な開運アクションなんですが、日々、都会で仕事に追われていると、なかなかやる機会ってありませんよね？ しかも、秋冬は寒くて外で足を出しづらい。というわけで、夏こそおすすめしたいのです。

自分が心地よいと感じる場所で30分以上、が基本

やり方は簡単。裸足になって30分以上、地面に足をつけるだけ。立っていても座っていても、歩いてもかまいません。ただ、アスファルトやコンクリートといった人工物ではなく、土や砂、石や岩、芝生、苔、枯葉など自然物の上であることがマストです。また、このときくらいはスマホはバッグにしまっておきましょう。となると身につけるものも麻や綿、シルクなど天然素材を選びたくなりますよね。

場所は自分にとって気持ちのいいところ！ です。自宅の庭や畑、近所の公園など身近な場所でもいいんです。わたくしは、周りが自然に囲まれていればいるほど、霊山などの聖域であればあるほど、高い効果が期待できると思ってはおりますが、詰まるところ、“その人自身との相性”が勝ります。つまり、山派の方なら山へ、海好きなら海に行った方が絶対にいいのです。ちなみに個人的なお気に入りアーシングスポットはフカフカに耕された無農薬の畑。最近はゲストに対してシェフ自ら自家農園を案内してくれる地方のレストランなども増えてきましたから、そういうお店に行かれるのもよいかと思います。

また、信仰の対象となっている場所であれば、そこに祀られている神仏と自分、ひいては自分のルーツとの相性も絡んできます。そのあたりはご自身で調べたり、経験を積んで合う、合わないを試していかれるといいでしょう。ちなみに、“海は気（スピリチュアルなエネルギー）のゴミ捨て場”という考え方も一部にはあり、わたくしの知人の風水師は決して近寄らなかったりもするのですが、海を心地よいと感じる方であれば海をアーシングの場に選んでいただくこともまったく問題ありません。

台風などの時期は危ないのでもちろん絶対におすすめできませんが、晴れの日だけでなく、雨の日も雨の日ならではの心地よさがあります。

NGアクションは、どんなきれいな場所、聖域であっても「あんまりいい感じがしないけれど、ほかに適当な場所もないから、ここでいいや」という妥協。なので、せっかくバケーションではるばる訪れたところでも、そのような気分を少しでも感じたら、むしろ、離れてください。開運どころかツキが落ちてしまいます。

裸足で開運するこちらのtipsはオールシーズン有効です。まずは夏に試してみて、心や体に何かしらの効果を感じたならば、できれば週に1度などのペースで続けてみてください。スピリチュアル的には、強いパワースポットでのアーシングは１カ月ほどは効力が期待できるともいわれています。

藤島佑雪（ふじしま ゆうせつ）

元銀座のクラブのホステス。占い師・開運アドバイザー。著書『元銀座ホステスが教える強運！美女になる方法』（文藝春秋社刊）。WEBサイト『TABI LABO』で「目覚めよ！ 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」。個人鑑定はこちらから。

Text: Yusetsu Fujishima