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【MLB】「とても特別な夜」“CY賞左腕”レイが手術から16カ月ぶり復帰で感無量 「言葉では表せない」と家族に感謝

  • 2024.7.26
ジャイアンツのロビー・レイ(C)ロイター/USA TODAY Sports
SPREAD : ジャイアンツのロビー・レイ(C)ロイター/USA TODAY Sports

ジャイアンツロビー・レイ投手が24日(日本時間25日)、敵地でのドジャース戦で今季初登板。5回86球を無安打1失点8奪三振の好投で、2022年9月3日(同4日)以来の白星を挙げた。試合後に地元メディアの取材に応じたレイは、トミー・ジョン手術からの復帰を振り返った。

■大谷翔平を2三振、ドジャース強力打線を無安打に

レイは立ち上がりの初回、先頭の大谷翔平投手を左飛に打ち取るも、2番ウィル・スミス捕手に死球。さらに2つの暴投と四球を許すと、4番テオスカー・ヘルナンデス外野手にも死球を与えて満塁の大ピンチ。続く打者も歩かせて、無安打のまま押し出しで1点を失った。
しかし、2回は見違えるように制球を取り戻し三者連続三振に。最速97.0マイル(約156.1キロ)のフォーシームと得意のスライダー、切れ味抜群のナックルカーブでドジャース打線を封じ込めた。以降はひとりの走者も許さず、5回86球無安打1失点8奪三振で降板。試合はジャイアンツがドジャースのリリーフ陣を攻略して、8-3で快勝。レイは2022年9月3日以来の勝ち星を掴み取った。
試合後に地元メディアの取材に応じたレイは、「とても楽しかった。最後にマウンドに上がってから何カ月も経ったので、確かに長い旅だったけれど……またここへ戻って来られてとても感謝している。彼らが見せてくれたサポートは言葉では表せない。とても特別な夜だったよ」と、試合を観戦した妻とふたりの子供に感謝を述べた。

■「2回以降は全く別人」と指揮官も賛辞

ジャイアンツのボブ・メルビン監督は「2回以降は全く別人だった。長期間休んでいると、アドレナリンがかなり早く出て腕の振りが速くなり、(正しい)リリースポイントを見つけるのに苦労するが、初回を乗り越えた後は本当に良いピッチングだった」と、復帰登板を飾った左腕に賛辞を惜しまなかった。
32歳のレイは、2021年ブルージェイズ所属時に防御率2.84、248奪三振でタイトルを獲得し、ア・リーグのサイ・ヤング賞を受賞。翌22年にマリナーズへ移籍後も堅実な働きを続けたが、23年に左肘のトミー・ジョン手術で戦線離脱。リハビリ期間中にジャイアンツへとトレードされていた。

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