隙間時間で太ももをギュッと引き締め！原因別ダイエット法【ヨガインストラクター解説】

暑くなり露出の多い服を着る機会が増える夏。ショートパンツやミニスカート、水着などを着たいものの、太ももの太さが気になって諦めている人も多いのではないでしょうか。

実は、太ももが太くなる理由は脂肪の増加だけではありません。

太ももを引き締めるためには、まずは原因を把握し、その原因に合った引き締め方法を知ることが大切です。

この記事では、あんしん漢方所属のヨガインストラクター・高橋かなこさんに詳しくご紹介いただきます！

太ももが太くなる理由

太ももが太くなる理由としては主に以下の3つが考えられます。

むくみ

むくみは、体内に余分な水分がたまることで起こります。

とくに、長時間座りっぱなしや立ちっぱなしの姿勢が続くと、血液やリンパの流れが悪くなって下半身に水分がたまりやすくなります。

この結果、太ももがむくんで見た目が太くなるのです。

骨盤のゆがみ

骨盤がゆがむと正しい姿勢を保てず、特定の筋肉に過度な負担がかかりやすくなります。

とくに、骨盤が前傾したり後傾したりすると、太ももの前側や後側の筋肉が緊張して張ってしまうのです。

また、歩行や立ち方が不自然になってエネルギーを消費しにくくなったり、血液やリンパの流れが悪化してむくみが生じたりする可能性もあります。

筋力の衰え

筋肉が衰えると基礎代謝が低下し、消費されるエネルギーが減少します。

その結果、脂肪が蓄積されやすくなり、太ももも太くなってしまうのです。

また、筋肉が衰えると、からだをうまく支えられなくなるため姿勢が悪くなり、骨盤のゆがみも引き起こしやすくなります。

原因別おすすめ太もも引き締めストレッチ

太ももが太くなりやすい原因がわかったところで、ここからは原因別におすすめのストレッチをご紹介します。

なお、いずれも無理は禁物です。

今の自分の柔軟性以上の動きをしてしまうと、からだを痛めてしまう可能性があるので、痛気持ちいい程度のところでキープすることを心がけましょう。

むくみにアプローチできるストレッチ

• 両脚を伸ばして座り、片方のひざを曲げてかかとをおしりに引き寄せる。
• 余裕があれば上半身を後ろに倒して両ひじを床につける。
  曲げた脚の前ももの伸びを感じる。
• 1分間キープして反対脚も行う。

骨盤のゆがみにアプローチできるストレッチ

• 四つん這いになって、ひざとつま先を外に開く。
  内くるぶしを床につける。
  ひざは90度に曲げて、かかとと一直線になるようにする。
• ひじを床につけて30秒キープする。

ひざへの負担が大きい場合は、ひざの下にブランケットやタオルを敷きましょう。

筋力の衰えにアプローチできるストレッチ

• 四つん這いになり、片足を両手の間に置く。
• 後ろの脚を可能な限り後ろにずらす。（足の甲は寝かせる）
• 上半身を起こして、両手は前のひざに添える。
  手に体重をかけない、前脚のひざがかかとより前に出ないように注意する。
• 股関節の伸びを感じながら30秒キープする。

太ももの引き締めには漢方薬もおすすめ

より効率的に太ももを引き締めるためには、ストレッチなどのからだの外側からのアプローチに加えて、内側からのアプローチも大切です。

そこで、おすすめなのが漢方薬です。

太ももを引き締めるためには
「血流を整える」
「水分代謝を促しむくみを解消する」
「脂肪代謝の促進や脂質の吸収の抑制に働きかける」
などを目的とした漢方薬を選びましょう。

＜太ももの引き締めを目指す人におすすめの漢方薬＞

防風通聖散（ぼうふうつうしょうさん）

脂肪代謝を促して脂肪を分解・燃焼するほか、脂質の吸収を抑制する働きが期待できます。
また、血流や水分代謝を促して、体内にたまった不要物を尿や便とともに排出するように働きかけます。

当帰芍薬散（とうきしゃくやくさん）

冷えやむくみが原因で痩せにくい人に向いています。
水分代謝を促してむくみに働きかけるとともに、血行を整えることで冷えの改善にも働きかけます。

＜漢方薬を選ぶ際の重要なポイント＞

漢方薬は副作用も少ないといわれていますが、初めての場合は何を選べばいいか悩むでしょう。

そんな人におすすめなのが、漢方相談サービスです。

「あんしん漢方」は、AI（人工知能）を活用した「オンライン個別相談」があり、漢方に詳しい薬剤師にスマホで気軽に相談ができます。

漢方薬は自分に合ったものを選べて、お手頃価格で自宅まで郵送してもらえますよ。

着たい服を着こなせる引き締まった太ももを目指そう

今回は、太ももを引き締めるための方法についてお伝えしました。

ダイエットをしても太ももが痩せない人は、もしかしたら骨盤のゆがみなどが関与している可能性があります。

ストレッチや漢方薬など、自分に合った方法を見つけて、引き締まった太ももを目指しましょう。

＜この記事の監修者＞

ヨガインストラクター・ライター
高橋かなこ

2021年よりRYT200（全米ヨガアライアンス認定）修了インストラクターとしてオンラインを中心に幅広い年齢層へのヨガレッスンを担当。
企業での事務経験から、デスクワークで疲れた部位や崩れた姿勢のためのレッスン組み立てを得意とする。
自身のダイエット成功経験から、美しいからだを作るためには食の大切さや思考も大切だと痛感。
同じように悩む人に向けて精力的にメディアでの情報発信を行う。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。