濃厚豚骨と鶏白湯のラーメンが一押し！千本丸太町のニューカマー「麺屋 一麺専心」

2024年3月、千本丸太町にオープンした「麺屋 一麺専心」。鶏白湯と超濃厚豚骨の２種を用意している少し珍しいラーメン店なり。

千本丸太町のニューカマーラーメン店

京都市内のラーメン店は新陳代謝が超激しい！ので、新しいお店が次々に立ちあがっているのですが、ラーメン実食20杯/年ペースぐらいの我が家では、どこに行こうかなあ！と悩むのだ。

やってきたのがこちら。場所は千本丸太町の交差点北西角近く、千本丸太町バス停（北行）の真ん前にある「麺屋 一麺専心」なるお店。2024年3月オープンのまだまだニューカマー。（ちなみに直ぐ北側にコインパーキングあり。） 確か以前はうどん屋さんだった物件ではないかと。

外に分かりやすい看板があるのでしげしげと観察。お手頃な定食推し！なのですが、ラーメンは「鶏白湯」と「超濃厚豚骨」各￥980（税込み価格）がスタンバっているのですが、この両方ともを置いているラーメン店はかなり珍しいなあ！と早速、店内に。

店内に入ると、御覧の券売機がお出迎え。現在、外に出ていたメニューのラーメン以外にも「担々麺」￥900と「醤油らーめん」￥800があるのですが、今回は一押しを食べようということに。餃子に唐揚げ、チャーハンまでスタンバっている町中華的なお店。
あー！餃子が食べたいな！と思ったのですが1つ思いついたので、珍しくご飯物、サイドメニューはお願いしなかったのですが、ラーメンに面白い仕掛けアリ。食券を買うと、腰の低そうな店長さんが速攻で食券を取りに来てくれるのだ。

結構席数はあるお店。壁に向かってカウンター席が6席ほど。テーブルはボックス席になっていて4人掛けが4つほどですかね。テーブル席に入れてもらい、お料理を待つわけで。先客はボックス席にカップルと家族連れ各1組ほど。

お料理登場まで、壁に貼ってある説明書をまたまたシゲシゲと観察。このお店の最大の特徴がラーメンに「温野菜」が付いてくるところ。食べ方は自由なのですが、やっぱりラーメンに入れたくなるよ！と思いますな。

着席9分で、ラーメン登場。こちらは私チョイス「濃厚豚豚骨らーめん」￥980＋「チャーシュー増し」￥300なり。想像以上のしっかり温野菜が付いてくるのだ。

濃厚豚豚骨チャーシュー麺は、御覧のしっかり量チャーシューで、厚めに切ったのが１枚沈んでいて、薄切りが7枚！という大盤振る舞い。しっかり味が乗っていて、これはイケているチャーシュー！との感想。他の具材は穂先メンマ、刻みねぎ、味玉半分というしっかり構成。
もちろん、最大の特徴はでろんでろんの濃厚スープ。このようなスープの始祖、京都発祥「天下一品」は濃厚鶏スープなのですが、豚骨なのに粘度はほぼ同レベルではないかと。豚骨ダシだけでなく、煮砕けた香味野菜類も大量に入っていると思います。が！味付けが巧み。塩分が程よいので箸が立ちそうなほど濃厚なのに、スルスル頂けるのだ。いやー、美味しいです。実は、この手のラーメンが年々重く感じて苦手になりつつあるのですが、こちらのなら頂けます。

麺は京都では定番のテイガク製。こちらではこの手のスープではよく見かける、若干太い目の多加水縮れ麺で、スープが良く持ち上がってきてイイ感じでした。コシよりも喉越し重視かもです。

相方は「鶏白湯らーめん」￥980をチョイス。具材は薄切りチャーシュー3枚に刻み葱、煮玉子半個という構成ですが、歯ごたえの良い白キクラゲを入れてあるのが工夫。こちらは鶏エスプーマ系のベースになりそうな、コラーゲン超てんこ盛りのスープですが、野菜成分は無いので、意外にさらっとした感じで食べやすいのだ。塩分濃度も程よい感じで健康的！ 相方はこういうのに久々に当たったので、めちゃ喜んでおりました。

麺は同じですが、鶏白湯にも違和感なくマッチ！という。（細打ちストレート麺でも合うと思います～）
で、このお店最大の特徴・・・

温野菜ですが、茹でキャベツ、もやし、人参という構成で特に味付けはしていないので、先の壁張りにあるようにお好きにどうぞ！ということなのですが・・・

ラーメンのスープが強いので、どどんとラーメンに投入してしまうのが一番美味しいのでは！標準ラーメン￥980はチョイお高いかも？と思う人も居そうですが、このボリュームなら全然納得。ま、温野菜に価値を見出せるかどうかでこのお店の好き度が決定されそうな予感～。

味変アイテムが色々あるので、色々工夫してみるのも楽しいですな。野菜投入後、果物酢チョイ、ラー油チョイ！が良い感じでした。気になる方は是非にです～。

店舗情報

店名：麺屋 一麺専心
住所：京都市上京区千本通丸太町上る小山町877-2 千成ビル 1F
営業時間：11:00～15:00 / 17:00～23:00
TEL：075-320-5099
https://www.instagram.com/ichimensenshin/