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【アパレル業界】平均年収は356万円!ボーナスは60万円… 専門転職サービスが最新データを発表

  • 2024.7.25

前年比増の“理由”とは?

アパレル業界、リアルな年収額は?
アパレル業界、リアルな年収額は?

転職サービス「doda」などを展開するパーソルキャリアが、同社が運営するアパレル・ファッション業界専門の転職支援サービス「クリーデンス」で同業界における2023年の平均年収・平均年間賞与額を調査。その結果を発表しました。同年の1年間に同サービスの転職支援に登録したユーザーのデータを元に算出したものです。

デザイナーやパタンナー、店長など計10種の職種と、25~39歳、30~34歳、35~29歳の年齢3区分ごとにそれぞれまとめた数値と、前年(2022年)との比較が公表されています。それによると、各年代区分で最も平均年収が高い職種は、若い順にマーケティング(411万円)、同(512万円)、MD・バイヤー(534万円)。低い職種は、同じ順に販売(306万円)、パタンナー(332万円)、販売(販売)でした。

業界全体の2023年の平均年収は356万円で、前年比10万円アップ。調査元によるとこれは、コロナ禍でカットされていたさまざまな手当の支給が復活したり、軽減されていた賞与が満額支給されるようになったことなどが要因とみられるということです。加えて、アパレル業界では人材不足が重要な経営課題の一つとなっており、一部企業が従業員のエンゲージメント向上・採用競争力の強化のため販売職をはじめとする社員のベースアップを進めていることなどが背景にあるとしています。

全年齢での職種別返金年収が高かったのはマーケティング、MD・バイヤー、営業・店舗開発。一方、マーケティングは唯一前年比で年収が下がっており、これは業種をまたいだ転職がしやすいニーズの高い職種であることから、より良い条件を求めて業界を離れるケースが少なくないため、つまり高年収の回答者層が減少したことがマイナス要因と考えられるとのことです。

また年間賞与(ボーナス)は、前述の通り満額支給のケースが増えたことなどによって、前年比6万円プラスの60万円。年代別では下から順に51万円、69万円、65万円で、30代以上になると平均60万円台となることも明らかになりました。

(LASISA編集部)

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