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「子持ち時短勤務はいらない」と言っていたバリキャリ女性の変化

  • 2024.7.25

妊娠中の人の立場になって物事を考えることはできますか?出産前は分からないこいこともあった、という人もいるかもしれません。また、妊娠期間に理解を得られず大変だったという人も同様にいるでしょう。いろいろと理解されてきている今でも、働きにくい、生きづらいと感じることはありますよね。今回は出産前後で大きく価値観が変わったある女性のエピソードをご紹介します。神谷もち(@mochidosukoi)さんの作品『女女平等』です。どうぞご覧ください。

今までの人生は順調。おおむね満足していたが…

ゆりこはキャリア志向が強い女性です。結婚の予定はなく、自分の稼ぎで思うように生きる人生を謳歌していました。また、職場ではさまざまな大変な経験を乗り越えてきて、女性の敵は女性だと身をもって知っています。

そんなゆりこにとって、大きなターニングポイントが訪れます。それは、とある女性社員の存在でした。今まで順調だと思ってきた人生ですが、いったいゆりこになにがあったのでしょうか…。

子持ちも妊婦も、自分には関係ない

妊娠していようが、子どもがいようが、それは相手の事情であり、自分には関係ないというスタンスのゆりこ。保育園のお迎えで定時にあがる社員が理解できないようです。仕事の帰りに、疲れて優先席に座るゆりこの前に、妊娠中の女性が来ますが、もちろん席なんて譲りません。ゆりこには、関係のないことなのですから…。

誰でも、いろいろな事情を抱えています。バスの座席で言えば、妊婦でなくても座るべき人もいますよね。けが、病気など、見た目では判断できないことはたくさんあります。

相手の状態、気持ちを完全にくみ取ることはできません。しかし、何か事情があるのだろうという、想像や配慮はできるはず。一人ひとりがひとごとにならず、思いやりを持てると、いい連鎖が生まれていくのではないでしょうか。

明日はわが身。己の行動を深く反省する

一生、相手の都合なんて気にならない。そう思っていたゆりこですが、妊娠をきっかけに考えは一変します。いかに働きにくい社会だったのかを痛感するのです。

このことがきっかけで、ゆりこはせめて同じ女性同士助け合えたらいいと思えるようになりました。世の中、ほんの少しでも相手を気遣える余裕が持てるようになると、もっと働きやすくなるのではないでしょうか。

バスでも、職場でも妊娠中や子どもがいる人に対して、皆さんはどのように接していますか?この人は今、どんな困りごとがあるのだろうか、そんな想像ができるようになれるといいですよね。

著者:ゆずプー

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