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【お風呂で不調を解消】1日中眠い│体の冷え│落ち込んだ時の対処法「マインドフルネス入浴」応用編

  • 2024.7.24

公認心理誌で、睡眠やお風呂美容を研究している小林麻利子さんに、心と体が整う「マインドフルネス入浴法」の応用編を紹介! 湯船に浸かりながらの呼吸やツボ押しで不調を解消。


【教えてくれるのは】

小林麻利子さん

公認心理師。JCSP日本睡眠改善カウンセリング主宰。睡眠やメンタルの個人指導を全国で行う。第32回日本睡眠環境学会奨励賞。著書に『「わたし」と向き合う1日10分のお風呂習慣 小林式マインドフルネス入浴法』(エムディエヌコーポレーション)など。

【こんな不調のとき、お風呂の中で試してみて】

今回紹介するのは10分間の「マインドフルネス入浴」のSTEP2“想う5分”で行って。STEP1の浴槽で上半身を浮かせながらゆっくり呼吸をする“整う4分”の後に、自分の不調と向き合いながらの5分間です。

[気分が落ち込む]

ストレスを感じた時は、“労宮”のツボをプッシュ。“労宮”は中指と薬指から続く骨の間、手のひらの中央に位置するツボで、精神的な疲れや落ち込みを改善するとされる。鼻から息を吸って口から吐きながら、反対の手の親指の腹で、指先に向かって突き上げるように押す。

[雨で体が冷える]

マインドフルネス入浴の基本STEP1の呼吸をしながら。心の中で“気持ちはすでに落ち着いている”と繰り返す。次に利き手に意識を向け、手が重くなってきたら指先から温まるのをイメージする。同じように利き手と逆の手、右足、左足の順に意識を向け、最後にお腹が温まるところも想像して。

[1日中眠い]

夜ぐっすり眠ることで日中の頭をクリアにする方法を紹介。鼻から4秒吸って口から6秒吐く、3秒吸って7秒吐く、2秒吸って8秒吐く、など最適な10秒リズムの呼吸を繰り返すことで、心と体を緩める。あるいは深部体温を一時的に高めて入浴後に急降下させる方法も安眠に効果的。40度のお湯に15分浸かり、汗がひいたらベッドへ。


イラスト=二階堂ちはる 取材=風間裕美子 ※GLOW2024年7月号より

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