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「半⽇よろしく!」⼦どもとどう過ごしたらいいかわからないパパへ、遊び⽅・過ごし⽅のアドバイス

  • 2024.7.24

子どもたちが夏休みに入り、パパと子どもだけで過ごす機会も、多くなるかもしれません。「半日よろしく!」と任せられた時、どう過ごしたらいいのかわからない!というパパへ、今回は「子どもとの遊び方、過ごし方」について、大阪教育大学教授で大阪教育大学附属天王寺小学校元校長の小崎恭弘さんに教えてもらいました。

出典:あんふぁんWeb

夏休みはいろいろな経験ができるタイミング

夏は子ども達にとっても楽しい時期です。小学校では夏休みがスタートして、いつもとは違う生活が始まります。もう少し小さい子ども達も、おうちの人の休みやイベントなどに合わせて、いろいろな経験ができるタイミングです。お祭りに行ったり、旅行したり、田舎に帰省したりと楽しい出来事があります。

またそれらの特別なことに合わせて、家族の生活も少し変化があったり、ママや家族が出かけたりする機会も増えます。そんな時にパパと子どもだけで過ごす機会やタイミングも、多くなるのではないでしょうか。

子どもとの過ごし方 4つのアイデア

普段はなかなか子どもとパパだけで過ごす機会が少ない場合は、少し緊張してしまったり、時には不安になったりすることもあると思います。そんな時のために、いくつか子どもとの過ごし方を考えてみましょう。

1.子育て支援施設やそのイベントに参加する

最近は地域の子育て支援がとても充実しています。行政やNPOなどの各施設もたくさんあります。またそれぞれに多くのイベントをしています。子育て支援センターに児童館、都道府県や市町村など、身近な施設がとても頑張っています。夏休みならではの水遊びや昆虫採集、親子で参加できるサマーキャンプなどを行っているところもあります。また最近は「パパと遊ぼう!」など、パパを対象としたものも増えています。自治体の広報誌や、子育て支援関係のHPなどをチェックしてみましょう。

2.近所を探検する

特に特別なことではないのですが、ぜひ近所を探検してほしいです。子どもにリュックを背負わせて、中に飲み物とお菓子、そしておもちゃの望遠鏡と虫眼鏡ぐらいがあれば、完璧です。特に行き先を決めるわけでもなく、子ども達の好きなところについていきましょう。「冒険・探検」というだけで、なんだかワクワクしませんか。近所のスーパや公園、幼稚園や保育所など、身近なところまで一緒に行くだけでも楽しいです。子どもにお金を渡して、自分で買い物させたり、お店の人と子どもが話したりと、意外に新しい経験ができます。

近所の良いところは、何かあればすぐに戻れるということです。天気の急変や子どもの体調の変化など、無理をする必要はありません。イメージは徒歩20分圏内です。

3.パパ友に頼る

パパ友はいますか?近所の友人や会社の同僚など、同じぐらいの年齢の子どもがいる家庭に遊びに行ってみませんか?他のおうちのパパがどんな生活をしているのか、子どもとパパはどのように遊んだり過ごしているのかなど、意外に知らないことがたくさんあります。そんなパパ達とリアルに生活を一緒に体験してみましょう。子ども同士仲良くなったり、またパパ同士の友情が芽生えるかもしれません。案外お互いに暇を持て余していたりすると、一緒に出かけるのもいいかもしれません。

一人だと間が持ちませんが、何人かいるとなんとなく過ごしていくことができます。パパ友の輪を広げましょう。

4.何もしない

時間があるから、休みだからといって、特別に何かをしなくてはいけないわけではありません。家でゆっくりと過ごすのも一つの手です。しかし子ども達は「パパ遊んで〜」「どこか連れて行ってー」と、いろいろとリクエストしてきます。そんな時は家の中で、少しダイナミックに遊びましょう。

お風呂に水やぬるま湯を溜めて、プールごっこをしたり、家の中やベランダなどにテントを建てたり、押し入れの布団を全部出して秘密基地を作ったり、普段と違う遊びを意識しましょう。家の中でも子ども達は、きっと大喜びで遊び過ごしてくれると思います。

“パパの楽しい”も大切に

どのように過ごしたらいいのか?とあまり難しく考えずに、子ども達が何をしたいのかを聞いて、それをうまく取り入れてあげましょう。そしてその時にパパ自身が楽しめる要素を少し入れるのが、ポイントです。“パパの楽しい”が子どもの楽しいにつながりますから。

教えてくれたのは

出典:あんふぁんWeb

小崎恭弘さん

大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学) 教授。大阪教育大学附属天王寺小学校元校長。兵庫県西宮市初の男性保育士として施設・保育所に12年勤務。3人の男の子それぞれに育児休暇を取得。それらの体験をベースに「父親の育児支援」研究を始める。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌などで積極的に情報を発信。父親の育児、ワークライフバランス、子育て支援、保育研修など、全国で年間60本程度の講演などを行う。これまで2000回以上の講演実績を持つ。NPOファザーリングジャパン顧問。Yahoo!ニュース 公式コメンテーター。東京大学発達保育実践政策学センター研究員。

▶http://kasei.cc.osaka-kyoiku.ac.jp/teachers/5.html

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