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日焼け後にパックはNG…!? 肌ダメージを抑えるアフターケアとNG行為

  • 2024.7.24

コスメやメイク、美容に関することが大好きな美容ライターのあやのです。

紫外線量が多い季節。どんなに気をつけていても、知らないうちにうっかり日焼けしてしまうことってありますよね。

そこで今回は、化粧品専門家スキルである『日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ』を取得している私が、日焼けのあとに実践しているアフターケアや、日焼け後にはしないことを紹介します!

日焼け後のアフターケア方法

日焼け後の肌は、炎症を起こしていて軽いやけどのような状態です。まずはやけどと同じように冷やすケアを行い、日焼けによるほてりが落ち着いたらスキンケアを行い、ダメージをケアしやすい肌環境に整えていきましょう!

STEP1:冷やしてほてりをケア

まずは、水で濡らしたタオルや、保冷剤をタオルに包んだものを日焼けした部分にあてましょう。

濡らしたタオルで肌を冷やす
画像:あやの

ほてりが落ち着くまでしっかりと冷やすことで、炎症を落ち着かせます。全身が日焼けしていて広範囲の場合は、水シャワーで一気に冷やしてもOK。

見た目に変化がなくても、肌内部ではダメージを受けている場合もあるので、紫外線をたっぷり浴びた日は冷やすケアをできるだけ早めに行いましょう。

外出先で日焼けした部分を冷やしたい場合は、コンビニで買えるカップ入りの氷や自動販売機の冷たい飲み物をタオルに包んであてるのもおすすめです。

STEP2:保湿ケア

ほてりが落ち着いたら、保湿ケアを行います。

手のひらで包み込むようにスキンケアをなじませる
画像:あやの

日焼け後の肌はバリア機能が低下し、いつもより乾燥しやすい状態になっているので、化粧水や乳液、クリームでたっぷりと水分補給と保湿をすることが大切です。

また、アイテムの選び方も重要。肌の状況に合わせて、抗炎症などの有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K)」、美白などの有効成分「トラネキサム酸」、刺激緩和などの有効成分「アラントイン」などが配合されたものを選びましょう。より高い効果を期待するなら、その中でも医薬部外品を選ぶのがおすすめです。

肌が弱まっているときはちょっとしたことが刺激になり、肌トラブルへと繋がりかねないので、コットンではなく手のひらでやさしく包み込むように丁寧なケアを行ってくださいね!

STEP3:じっくりブライトニングケア

ほてりや赤みが落ち着いてから、白い肌を目指すブライトニングケアを行います。

ブライトニングスキンケアを肌になじませる
画像:あやの

メラニンの生成を抑えるとされている「ビタミンC誘導体」「アルブチン」「トラネキサム酸」や、メラニンの排出を促すとされている「プラセンタエキス」「レチノール」などの成分が配合されたスキンケアアイテムを選ぶのがおすすめです。

肌の生まれ変わりに必要な期間は一般的に約28日と言われているので、最低でも約1か月程度は継続して行いましょう。

STEP4:ビタミンA・C・Eを摂取する

スキンケアと同時に気をつけたいのが食事面。その中でも、肌の新陳代謝を促すとされているビタミンA、メラニン色素の生成を抑えるとされているビタミンC、抗酸化作用があるとされているビタミンEは積極的に摂取したい栄養素です。

ただ、忙しい毎日を過ごしていると、食事で必要量を摂取するのはなかなか難しいですよね。そんなときは、いつもの食事にサプリメントを組み合わせると効率的に摂取できますよ!

サプリメントを手にのせる
画像:あやの

ほかにも、リコピンやポリフェノールといった栄養素も抗酸化作用があると言われています。身体の内側から取り入れて、日焼け後のお肌をサポートしていきましょう。

日焼け後のNG行為

日焼けをしたあとは、徹底的にお手入れをしたくなってしまいますが、炎症を悪化させてしまう可能性があるので、頑張りすぎは厳禁! 日焼け後のNGポイントをチェックして、正しいケアを行いましょう。

NG1:コットンでのパッティング

日焼け後の肌はとてもデリケートな状態です。化粧水でたっぷり水分補給したいからといって、コットンでたたき込むようにパッティングしてしまうと、刺激となる恐れがあります。

コットンに化粧水をしみこませる
画像:あやの

スキンケアを行うときは、たたき込まずにそっと手のひらで包み込み、やさしくハンドプレスをして馴染ませていきましょう。

NG2:皮を無理にむく

日焼けによってめくれた皮を無理にむくと、未熟な角質細胞までめくれてダメージを広げてしまううえに、皮の下にあった成長途中の未熟な肌が表面に現れ、紫外線などの影響を受けやすくなってしまいます。

日焼けでめくれた皮をめくる
画像:あやの

めくれた皮は自然にむけるのを待ち、保湿ケアで新たな肌組織をしっかり保護しましょう。

NG3:シートマスクでパック

日焼けによるダメージをすぐに回復したくて、シートマスクでスペシャルケアをしたくなりますが、実はおすすめできない行為。日焼け後のデリケートな肌には、たっぷりの美容成分が刺激となり、炎症の悪化に繋がる可能性があるためです。

シートマスクを広げる
画像:あやの

まずはシンプルで肌にやさしい保湿ケアを行い、肌が落ち着いてからシートマスクを取り入れるようにしましょう。

うっかり日焼けをしてしまっても、適切なケアを知っていればダメージを最小限にすることはできるので、ぜひ覚えておいてくださいね!(文/あやの)
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