体操のエース、橋本大輝は三冠獲得なるか　米老舗誌が金メダル予想、阿部一二三、北口榛花ら有力選手も戴冠に期待【パリ五輪2024】

「パリ2024オリンピック」が7月26日から8月11日にかけて行われる。開幕までカウントダウンを迎えているなか、日本勢のメダルラッシュには期待が高まっている。
開幕を前にアメリカのスポーツ老舗誌がメダリスト予想を展開。多くの日本選手が金メダルの候補に挙げられている。

■前回はスケボーで3人の王者誕生

前回の東京五輪では日本は27個の金メダルを獲得。卓球混合ダブルスの伊藤美誠、水谷隼ペアや競泳200m、400mの個人メドレーで二冠に輝いた大橋悠依などが表彰台の頂点に立ったほか、初採用となったスケートボードでも堀米雄斗、四十住さくら、西矢椛という3人の初代王者が誕生した。
今回も多くの注目競技があるなか、米の老舗誌『スポーツ・イラストレイテッド』のブライアン・カズヌーブ記者は日本勢の金メダルを21個と予想している。
体操で三冠獲得と予想されたのが橋本大輝。前回は個人総合と種目別の鉄棒で金メダルに輝いたエースだが、今大会では団体総合、個人総合、鉄棒の3種目で王者に輝くと期待されている。日本のお家芸となる種目で中心としての働きが求められる。
また、柔道では男子66kg級の阿部一二三をはじめ6種目で日本が金に輝くと予想。一方で兄妹での連覇達成が有力視される女子52kg級の阿部詩が銀予想となっている。
ほかにも陸上女子やり投げの北口榛花やフェンシング女子サーブルの江村美咲、競泳の男子200mバタフライの本多灯など、各競技の世界大会で実績を残してきた有力選手たちの名前が挙げられている。
まもなく開幕を迎えるスポーツの祭典だが、日本勢はいくつの金メダルを掲げることができるのか。