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鉄のフライパンの収納法 吊るす方法や使用後の置き場、キャンプでの収納例も

  • 2024.7.25

使用後の鉄フライパンの置き場は?

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きちんと扱えばとても長持ちする鉄フライパン。
使い込むほどに味わいのある表情を見せてくれるのも魅力です。
そんな鉄フライパンを長く愛用するためには、使用後の置き場所にも配慮が必要です。

具体的には湿気を避けること。
どこかにしまい込むよりも、なるべく風通しのよい所に収納するのが理想的です。
他に置き場所がなく戸棚などにしまう場合は、湿気を吸う新聞紙などで包んでから収納しましょう。

他のフライパンと重ねて保管していい?

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鉄のフライパンを他の調理器具と重ねて収納するのはおすすめできません。
違う金属でできたフライパンや鍋を重ねると、「ガルバニック腐食」と呼ばれる化学反応により電位の低い金属の側にサビが生じます。

鉄は比較的電位が低いため、他の金属の調理器具と重ねて保管するとサビが進行し、最悪穴が開いてしまうことも。
そのため鉄フライパンは、他素材に触れないように保管することが大切なのです。

自宅で鉄のフライパンを収納する方法は?

では、具体的にどうやって鉄フライパンを収納するとよいのでしょうか。
サビや傷みを防いでよい状態を長く保つための収納方法を、いくつか挙げてみましょう。

シンク下などにラックを設置して置き場を作る

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実際、最も一般的な置き場所はおそらくシンク下やコンロ下に設置した棚でしょう。
鉄フライパンを日常的に使っているならこれで大丈夫ですが、湿気がたまりやすい場所なので長期保管の場合は要注意。
上で述べたように吸湿性のある新聞紙などでくるみ、ときどき新しい新聞紙に交換するとよいでしょう。

フックで鉄のフライパンを吊るす

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持ち手に穴が開いていれば、フックに引っ掛けて吊るす壁掛け収納がおすすめ。
鉄フライパンは使用後に洗って空焼きしますが、これなら空焼き後すぐに片付けられます。
湿気によるサビのリスクも、シンク下にしまうより少ないといえます。
フックは安価なプラスチック製ではなく、できれば金属製のものを使いましょう。

レンジフードフックで壁掛け

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フックの中でも、レンジフードの溝に壁掛けするレンジフードフックは特に使いやすくておすすめです。
購入するときは、フックの耐荷重と吊るすフライパンの重さを必ず確認しましょう。
耐荷重が不足していると、壁掛けした突然フライパンが落下するなどして事故につながることがあります。

キャンプ時のフライパンは収納袋がおすすめ

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キャンプが趣味の人なら外で鉄のフライパンを使うという人も多いはず。
キャンプ用のフライパンの場合は、吊るすよりもほかのキャンプ用具と一緒にどこかに収納するのが現実的です。
使用後は水分を飛ばして、他素材の道具などに触れないよう収納袋などに入れて保管しておくのがおすすめです。

鉄フライパンを長持ちさせる手入れ方法

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収納方法と同じくらい、その前の手入れ方法も重要です。
まず使用後はすぐにお湯で洗い、その後空焼きをして水分を完全に飛ばします。
焦げ付いてしまったときは、鉄フライパン用のたわしなどでこすって落とします。

このとき、表面になじんだ油の層が落ちてしまいさらに焦げ付きやすくなるため、洗剤を使って洗うのはNGです。
どうしても汚れや焦げが落ちず洗剤を使った場合は、その後必ず「油ならし」の作業をしておきましょう。

長期間鉄フライパンを使わない場合の保管方法は?

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しばらく使わない鉄フライパンを保管するときは、洗って水分を飛ばしたあと、内側・外側の両方に薄く油を塗ります。
さらに油が揮発するのを防ぐために、薄いパラフィン紙でくるんでおきましょう。
収納場所はシンク下のような低い場所よりも、吊り戸棚などの高所の方が湿気がたまりにくくておすすめです。

まとめ

鉄のフライパンを長く愛用するためには、手入れ方法だけでなく、使用後の置き場所や収納方法にも配慮が必要です。
具体的にはなるべく湿気の少ない場所に壁掛けして吊るす、シンク下などに平置きする場合は新聞紙で包み、他の鍋などを重ねずに置く、という点に注意しましょう。

とはいえ、一度収納方法を決めて習慣化すればそれほど難しくありません。
記事を参考に、自分に合ったやり方をぜひ考えてみてください。

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