【中間市】自家製生パスタをぜひ！居心地のよいイタリア料理店

こんにちは！リビングふくおか・北九州Web特派員のKimyです。 中間市に２０２２年にオープンした、おいしいと評判のイタリアンレストランをご紹介します。

友人宅におじゃましたような居心地のよさ

ご自宅の一階部分をレストランとして営業されている”Trattoria Casa Mia（トラットリア カーサミーア）”。一見すると一般的なお宅のたたずまいで大きな看板もないため見逃してしまいそう！通り過ぎてしまわないようにのぼりを目印に慎重に進んでください！

 

ご自宅の一階がレストラン。奥のドアが入り口です！

 

道路と広い歩道の間にのぼりが立っています

場所は中間市役所そばの遠賀橋を渡った先にある、’垣生（はぶ）公園’の近くです。（JR筑前垣生駅からは徒歩約５分）

清潔感のある明るく開放的な空間に、カウンター席とテーブル席（二人席が４つと四人席が１つ）があります。テーブル席はすぐに埋まってしまいました！予約が必須ですね。

生パスタは自家製！

ランチメニューは三種類あり、パスタを’本日のパスタ’から選びます。

この日の’本日のパスタ’は…

・ソーセージ 玉ねぎ ピーマンのナポリタン

・ほたてのめんたいクリームソース

・ベーコンとじゃがいものジェノベーゼ

パスタの量は１００ｇと１５０ｇのどちらかをチョイス。（５０ｇ追加ごとに＋２００円）

まずは前菜です。

シャキシャキとした新鮮なお野菜、それにかかっているドレッシングがとてもおいしい！ バラエティ豊かなアミューズは素材も味つけもいろいろで、お味はもちろん、見た目にもワクワクさせてくれます。

 

スープはビシソワーズ

スープは季節に応じて変わります。この時期に嬉しいこちらのじゃがいもの冷製スープは、とてもなめらかでやさしいお味でした。

 

手作りパンは二種類

 

ベーコンとじゃがいものジェノベーゼ

とにかく生パスタがもっちもちです！フォークを入れただけでわかるもちもち感。オイルがよく絡みます。私の思い浮かべるジェノベーゼはバジルの青さが目立っているイメージだったのですが、見るからにおいしそうな具材たっぷりのこちらのジェノベーゼは、もちもち麺のなかでバジルとチーズがより際立って見え、食欲をそそります。少しピリッとしたこくのあるソースはしつこい油っこさもなく、最後の最後まで飽きることなくいただけました。

ほたてのめんたいクリームソース

こちらは友人がチョイスしたクリームソースのパスタ。私も少しいただきましたが、クリームソースはこってりしたソースではなく、上品でさらっとしていておいしい！ほたての風味も効いています。 ナポリタン好きの私は、もうひとつの本日のパスタも捨てがたかったです…。

 

食後のコーヒーとデザート（コーヒーのパンナコッタ マスカットゼリー ガトーショコラ）

写真を見て「あら？」と思った方もいるのでは…。’白い’コーヒーのパンナコッタはスプーンですくっても底まで白い…。「聞き間違いだったかな？」と思いお店の方におたずねしたところ、「コーヒー豆を漬けて風味や香りだけを移して作っている」とのことでした。確かにほんのりとコーヒーを感じます！デザートプレートにも、おいしさと驚きが散りばめられていました。

”カーサミーア”は”我が家”

今回選んだランチは、前菜・パン・パスタ（１５０ｇ）・スープ・デザート・ドリンク付きで２２００円のコースでした。このお値段で、こんなに手をかけたお料理に加えデザートは三種類も。簡単に「コスパがいい」という言い方では表現できないような、オーナーシェフの思いを感じるランチでした。ひとつひとつ丁寧に作られていることを実感しながらおいしくいただきました。

 

オーナーシェフの若松さん

オーナーシェフの若松さんは、もともと北九州市にお住まいだったということですが、レストランを出店するにあたり、希望する広さを叶えられるこの中間市を選ばれたそうです。「気取らないアットホームな空間で、自慢の自家製生パスタを召し上がっていただけたら幸いです。」とお話ししてくださいました。 お店の方々の明るく親切な対応と店内の家庭的な雰囲気が居心地よく、おいしいお料理とともにとてもよい時間を過ごさせていただきました。人気の理由が分かります！

夜の営業では、アラカルトとコース料理が楽しめます。ワインと一緒にいかがでしょうか。

店名の”カーサミーア”はイタリア語で”我が家”という意味だそうです。手作りにこだわったおいしいお料理と心地よいおもてなしは、通いたくなる”第二の我が家”のようなとてもすてきなお店でした。

また、8月には、北九州市戸畑区の夜宮公園の一角にある「旧安川邸」で月２回行われている”邸宅ランチ”に出店予定とのことですよ！