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アン王女がパリ五輪前のIOC総会に出席。事故で入院後初の海外公務

  • 2024.7.24
Princess Anne attends the start of the 142nd IOC session at the 2024 Summer Olympics, Tuesday, July 23, 2024, in Paris.

6月下旬に馬の事故で脳震とうを起こし、しばらく公務を控えていたアン王女が7月23日(以下、現地時間)、パリ2024夏季オリンピックに向けた国際オリンピック委員会(IOC)の総会に出席した。王女のパリ訪問は、7月22日に英国王室メンバーの公務を記録する王室行事日報で明らかとなり、「王女は今日の夕方、ロンドンのヒースロー空港からフランスへ発ち、パリのシャルル・ド・ゴール空港にて在仏イギリス大使メナ・ローリングスに出迎えられました」と記されている。

チャールズ国王の妹で73歳のアン王女は、6月23日に郊外の別荘のあるガットコム・パークの敷地内で散歩中に事故に遭い、頭部に軽いケガを負ってブリストルのサウスミード病院に入院。馬の頭部か脚があたったものとみられるが、王女が脳震とうを起こしたために詳細はわかっていない。例年、数多くの公務を行うことで知られるアン王女は、事故後のスケジュールをキャンセル。退院後は自宅でリハビリを行っていたが、7月12日にハートプリー・ユニバーシティ・アンド・ハートプリー大学で開催された障害者乗馬協会全国選手権を訪れ、公務に復帰した。その後は、自宅から遠くない場所に限って公務を行っていた。

アン王女は馬術の名手として知られ、近代英王室メンバーとして初めて1976年のモントリオール五輪に出場するなど、オリンピックとの繋がりが深い。1983年からはイギリスオリンピック委員会の委員長を務め、1990年に初めてIOCに参加している。IOCのメンバーには各国の王族も多く、ほかにモナコ公国のアルベール2世やルクセンブルクのアンリ大公、リヒテンシュタインのノーラ王女らが名を連ねる。

Text: Tae Terai

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