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川、海、プールの事故を防ぐ「水辺のヒヤリ・ハット対策」【最新号からちょっと見せ】

  • 2024.7.25

水辺レジャーは楽しい反面、危険と隣り合わせであることも忘れてはいけません。事故を未然に防ぐための準備や約束事を、親子でおさらいしましょう。kodomoe8月号に掲載の、「川・海・プールの事故を防ぐ 水辺のヒヤリ・ハット対策」から一部をご紹介します。

水遊びは楽しいけれど…… こんなヒヤリ・ハットが多発!!

川で

流されたサンダルを追いかけるうちに、いきなり深くなったり流れが急な場所に来てしまい、足をとられて溺れそうに……。

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海で

浮き輪で浮くうちに風に流され、いつの間にか岸からどんどん離れてしまう。助けに行った大人も溺れてしまうという事故も多い。

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プールで

足から飛び込んでプールの底でつるりとすべり、顔が水の中に……。水を飲んでしまって息ができなくなることも。

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水辺に遊びに行く前に 親子で約束! 3つのこと

遊び場に着いたら 拠点を確認

特に海や川など自然の中は、景色が似ているために自分のいる場所が分からなくなり、迷子になる可能性が。目的地に着いたら、遊び始める前に、拠点とする場所を確認しよう。

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水に入るときは 親子で一緒に

親が荷物を置いたり準備をしている間に、子どもだけで水に入ってしまうのはとても危険。大人が確認するまで待つように子どもに伝え、必ず一緒に入るようにして。

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サンダルが流されたら 「バイバイ」

子どもがサンダルを追いかけて流されてしまうケースが多発。サンダルが流されても取りに行かないことを約束し、流されたことは叱らず、バイバイできたことをほめてあげて。

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きちんと確認&準備で 未然に防げる事故も多い

「まず前提として、子どもは頭が大きいので水の中でバランスを崩しやすく、抵抗が強いために足を取られて転びやすい。溺れるときはあっと言う間で、声も上げずに沈んでしまうことも多いのです。
水辺のレジャーって非日常なので子どももテンションが上がり、パーッと遊びに行ってしまう。でも最初に入るときは親と一緒にというのを必ず守ってほしいと思います。特に川や海は自然が相手なので予想外のこともありますが、事前に確認したり用意しておくことで防げる事故も多いです。安全に気をつけながら、自然を楽しんでほしいと思います」

教えてくれたのは

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佐藤洋二郎さん
さとうようじろう/公益財団法人日本ライフセービング協会事務次局長。大学生のときにライフセービングに出会い、ライフセーバーとして活躍。現在も現役を続ける傍ら、ライフセービングの普及活動に努める。

イラスト/モチコ(kodomoe2024年8月号掲載)

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