「総鞦」の読み方、わかるかな？馬具の一種だよ【漢字クイズ】

本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「鞦」です。

【Q】漢検1級出題漢字「鞦」。「総鞦」のひらがな6文字の訓読みは？

革＋秋から構成されるこの漢字。

「総鞦」という熟語は多くの人にとってあまり馴染みがないかもしれません。馬を飼っている人であれば分かるかも。

※「漢検」は公益財団法人日本漢字能力検定協会の登録商標です。

出典（読み・配当級）：『漢検要覧1/準1級対応』（公財）日本漢字能力検定協会

「ふさしりがい」です。

【漢字解説】

総飾りをつけた鞦。広辞苑電子辞書第六版岩波書店

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そもそも、「鞦って何？」という読者の方が多いのではないでしょうか。

鞦（しりがい）とは牛馬の尻にかけて車の轅（ながえ）や鞍橋（くらぼね）を固定させる緒のこと。また、馬具の名称としても使われており、馬の頭、胸、尾にかける緒の総称です。

ただし、近年においては押掛（おしかけ）といわれることが多く、鞦という言葉が使われることは少なくなりました。

形音。革＋秋（音）。出典：新漢語林第二版大修館書店電子辞書版

「鞦韆」はぶらんこと読みます。

鞦韆とは2本の綱で横木をつり下げたもので、それに乗って前後に揺り動かして遊びます。

鞦韆は公園の遊具の中でも人気ですよね。

※問題解説：オトナサローネ編集部
（意味や語源などは諸説ありますが、広く一般に知られているもので解説しています）